GENDAは2024年3月11日、連結子会社である株式会社GENDA GiGO Entertainmentが有限会社サンダイの株式を取得し、連結孫会社とすると公表しました。取得するのは100株で、取得後の所有割合は100%となります。取得前の所有株式数は0株です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社GENDA(9166・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | サンダイの持分を100%保有する個人(開示資料に氏名の記載があるが本記事では再掲しない。住所は福岡県北九州市と記載) |
| 譲渡対象 | 有限会社サンダイ(アミューズメント施設の運営、アミューズメント機器のレンタル業務(ミニロケ事業)) |
| 所在地 | 福岡県北九州市 |
| 手法 | 株式譲渡(買い手の連結子会社である株式会社GENDA GiGO Entertainmentが100株・所有割合100%を取得し、買い手の連結孫会社とする) |
| 対価 | 当事者間の守秘義務契約に基づき非開示。外部の専門家による株式価値評価及び法務・財務に関する調査の結果等を合理的に勘案の上、当事者間の協議を経て決定したと記載 |
| 日程 | 2024年3月11日 取締役会決議・契約締結/2024年5月1日 取引実行(予定) |
対象会社は、所在地が福岡県北九州市八幡西区本城東2丁目2番7号、事業内容がアミューズメント施設の運営とアミューズメント機器のレンタル業務(ミニロケ事業)、資本金が5百万円、設立年月日が2003年7月1日です。持分比率は個人1名が100%です。買い手との間に資本関係・人的関係・取引関係はありません(出典:株式会社GENDA 2024年3月11日公表資料)
開示資料は、対象会社が2003年の創業以来、九州地方においてアミューズメント施設を運営し9店舗を保有していること(2024年2月末時点)、スタッフの常駐しないゲームコーナーであるミニロケ事業において192箇所を運営していること(同時点)を記載しています(出典:株式会社GENDA 2024年3月11日公表資料)
株式を取得する連結子会社は、名称が株式会社GENDA GiGO Entertainment、所在地が東京都港区東新橋1丁目9番1号、事業内容がアミューズメント施設の企画・運営、飲食店施設の企画・運営、遊戯機器のレンタル、資本金が50百万円、設立年月日が2004年4月1日で、買い手が持分の100%を保有しています(出典:株式会社GENDA 2024年3月11日公表資料)
開示資料は取得の理由について、買い手グループのエンタメ・プラットフォーム事業の中核を担う子会社がアミューズメント施設を運営しており、グループ店舗数は2024年2月末時点で757店舗、うちアミューズメント施設は323店舗であることを記載しています(出典:株式会社GENDA 2024年3月11日公表資料)
承継後について、開示資料は、子会社が九州地方で展開中の店舗との人的資源やDXにかかる知見の共有による双方の店舗運営の効率化、子会社が展開するプライズブランドの限定プライズの投入、店舗数の増加に伴うアミューズメントマシン及びプライズの購買力向上等を挙げています。
取得価額は当事者間の守秘義務契約に基づき非開示とされています。開示資料は、取得価額については外部の専門家による株式価値評価及び法務・財務に関する調査の結果等を合理的に勘案の上、当事者間の協議を経て決定していると記載しています。日程は、2024年3月11日が取締役会決議日と契約締結日、2024年5月1日が取引実行日(予定)です。
出典: 株式会社GENDA「当社連結子会社による有限会社サンダイの株式の取得(連結孫会社化)に関するお知らせ」(2024年03月11日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
買う会社は有限会社です。いまは新しく作れない形ですが、残っている会社は売買できます。
持ち分は個人一人が全部持っています。創業から二十年、一人で続けてきた会社です。
中小企業の譲渡では、こういう会社がいちばん多い形です。株主が一人で、会社も小さい。
資本金五百万円の会社が、九店舗と百九十二箇所の無人コーナーを運営しています。
帳簿の大きさと、事業の広がりは別です。見られているのは資本金ではなく、置いてある場所の数です。
買い手は同じ地域で既に店を持っています。隣に増えるので、人も機械もまとめて動かせます。
同じ地域で同じ商売をしている相手は、高く買える買い手になりやすいところです。
値段は守秘義務で出ていません。非上場の相手が望めば、上場会社の開示でも出ないことがあります。