エイチ・ツー・オー リテイリングは2024年3月29日、寧波開発株式会社の株式取得に伴う子会社及び孫会社の異動を公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(8242・東証プライム)
譲渡(売り手)株式会社海外需要開拓支援機構(寧波開発株式会社の株式47.6%を保有)
譲渡対象寧波開発株式会社(傘下に寧波阪急商業有限公司)(寧波阪急商業有限公司への出資及び融資(同社は中国浙江省寧波市における商業施設の運営))
所在地大阪府大阪市北区
手法株式取得に伴う子会社及び孫会社の異動。開示資料は、譲渡会社が買い手との間で締結している株主間契約書に基づき権利行使の意向を示したことを受け、買い手も合意したものであり、譲渡会社が保有する全株式を買い手が取得して対象会社を子会社とすると記載している
対価非開示(相手方との協議により非開示)
日程2024年3月29日 取締役会決議日・契約締結日/2024年5月20日 実行日(予定)

取得株式数は1,070株(47.6%)です。取得価額は相手方との協議により非開示とされています(出典:エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 2024年3月29日公表資料)

対象会社は所在地が大阪府大阪市北区角田町8番7号、事業内容が寧波阪急商業有限公司への出資及び融資、資本金が10百万円、設立が2014年8月です。寧波阪急商業有限公司は所在地が中華人民共和国浙江省寧波市鄞州区海晏北路189号、事業内容が中国浙江省寧波市における商業施設の運営、資本金が18億人民元、設立が2014年10月です(出典:エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 2024年3月29日公表資料)

開示資料は、対象会社が寧波阪急商業有限公司へ70.0%の出資を行っており、譲渡会社が対象会社の47.6%の株式を保有して共同で経営を行ってきたことを記載しています。今般、譲渡会社が買い手との間で締結している株主間契約書に基づき権利行使の意向を示したことを受け、買い手としても寧波阪急事業が当初計画を上回るペースで業績推移していることから今後の収益事業として期待できるとの見通しにより、権利行使に合意したとされています(出典:エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 2024年3月29日公表資料)

日程は、2024年3月29日が取締役会決議日および契約締結日、2024年5月20日が実行日(予定)です。

出典: エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社「寧波開発株式会社の株式取得に伴う子会社及び孫会社の異動に関するお知らせ」(2024年03月29日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

相手が株主間契約の権利を使った、という形です。買い手から持ちかけた話ではありません。

共同出資のときに結ぶ株主間契約には、こういう条項がよく入ります。

一定の条件で、相手に自分の株を買い取らせることができる。そういう取り決めです。

中小企業でも、共同で会社を作るときには同じ論点があります。

出資したあと、どちらかが抜けたくなったらどうするか。先に決めておくかどうか。

決めていなければ、抜けたい側は買い手を自分で探すことになります。

この件は業績が計画を上回っていたので、買い手も応じています。

逆に業績が悪ければ、同じ条項が重い負担になります。

この業種のM&A・事業承継のページを見る

この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)はエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(8242・東証プライム)です。譲渡(売り手)は株式会社海外需要開拓支援機構(寧波開発株式会社の株式47.6%を保有)です。譲渡対象は寧波開発株式会社(傘下に寧波阪急商業有限公司)(寧波阪急商業有限公司への出資及び融資(同社は中国浙江省寧波市における商業施設の運営))です。
A.株式取得に伴う子会社及び孫会社の異動。開示資料は、譲渡会社が買い手との間で締結している株主間契約書に基づき権利行使の意向を示したことを受け、買い手も合意したものであり、譲渡会社が保有する全株式を買い手が取得して対象会社を子会社とすると記載している
A.非開示(相手方との協議により非開示)
A.2024年3月29日 取締役会決議日・契約締結日/2024年5月20日 実行日(予定)
A.本記事はエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社「寧波開発株式会社の株式取得に伴う子会社及び孫会社の異動に関するお知らせ」(2024年03月29日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。