出光興産は2024年4月16日、富士石油株式会社との資本業務提携に関する合意書を締結したこと、および資本業務提携の一環として、株式会社JERAが保有する富士石油の株式の全てである6,839,920株(発行済株式総数の8.75%)を市場外で取得する契約を締結したことを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)出光興産株式会社(5019・東証プライム)
譲渡(売り手)株式会社JERA(本社:東京都中央区。富士石油株式会社の株式6,839,920株=発行済株式総数の8.75%を保有)
譲渡対象富士石油株式会社(証券コード:5017)(石油精製・石油製品の製造販売)
所在地日本
手法資本業務提携に関する合意書の締結と、市場外での株式取得。開示資料は、本株式取得の実行が公正取引委員会から私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律に基づく排除措置命令を行わない旨の通知を受けること等を条件としていると記載している
対価2,462百万円
日程2024年4月16日 本業務提携に関する合意書および本株式譲渡契約の締結日

取得株式数は6,839,920株、価額は2,462百万円です。開示資料は、これにより買い手が現在保有する富士石油の株式10,195,600株(発行済株式総数の13.04%)と合わせ、17,035,520株(発行済株式総数の21.79%)を保有し、富士石油を持分法適用会社とする予定であると記載しています(出典:出光興産株式会社 2024年4月16日公表資料)

対象会社は資本金が24,467百万円、設立が2003年1月31日です。買い手は資本金が168,351百万円、設立が1940年3月30日です(出典:出光興産株式会社 2024年4月16日公表資料)

開示資料は、本株式取得の実行が公正取引委員会から私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律に基づく排除措置命令を行わない旨の通知を受けること等を条件としていると記載しています。

出典: 出光興産株式会社「資本業務提携に関する合意書の締結及び出光興産による富士石油株式会社(証券コード:5017)株式の買集め行為に該当する株式取得について」(2024年04月16日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

もともと十三パーセント持っていた会社の株を、二十一パーセントまで増やしました。

追加で買ったのは八パーセント強で、売り手は別の大株主です。

市場を通さず、相手と直接話して買う形です。価格も当事者間で決めます。

持ち分が二割を超えると、会計の扱いが変わります。相手の利益が自社に乗ります。

中小企業でも、少数の出資から始めて段階的に増やす形はあります。

ただし誰からどれだけ買うかは、相手の株主構成に左右されます。

この件は、公正取引委員会の判断を待つことが条件に入っています。

同じ業界の会社を買うときは、競争に与える影響が審査されることがあります。

この業種のM&A・事業承継のページを見る

この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)は出光興産株式会社(5019・東証プライム)です。譲渡(売り手)は株式会社JERA(本社:東京都中央区。富士石油株式会社の株式6,839,920株=発行済株式総数の8.75%を保有)です。譲渡対象は富士石油株式会社(証券コード:5017)(石油精製・石油製品の製造販売)です。
A.資本業務提携に関する合意書の締結と、市場外での株式取得。開示資料は、本株式取得の実行が公正取引委員会から私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律に基づく排除措置命令を行わない旨の通知を受けること等を条件としていると記載している
A.2,462百万円
A.2024年4月16日 本業務提携に関する合意書および本株式譲渡契約の締結日
A.本記事は出光興産株式会社「資本業務提携に関する合意書の締結及び出光興産による富士石油株式会社(証券コード:5017)株式の買集め行為に該当する株式取得について」(2024年04月16日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。