ジェイックは2024年7月31日、連結子会社である株式会社 Kakeads の株式を追加取得し、完全子会社化すると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ジェイック(7073・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の個人株主 |
| 譲渡対象 | 株式会社 Kakeads(キャリア面談プラットフォーム「Kakedas」の運営) |
| 手法 | 連結子会社の株式の追加取得による完全子会社化 |
| 対価 | 取得価額は開示資料に記載がない |
| 日程 | 2024年7月31日 取締役会決議日/2024年7月31日 株式譲渡契約締結日/2024年8月1日 株式譲渡実行日 |
取得前の所有株式数は10,783株(議決権の数:10,783個、議決権所有割合:80.0%)、追加取得株式数は2,695株(議決権の数:2,695個)、取得後の所有株式数は13,478株(議決権の数:13,478個、議決権所有割合:100.0%)です。取得価額は開示資料に記載がありません(出典:株式会社ジェイック 2024年7月31日公表資料)
対象会社は事業内容がキャリア面談プラットフォーム「Kakedas」の運営、資本金が28,694千円、設立が2018年4月19日です。株式の取得の相手先は個人で、住所は本人の意向を踏まえ非開示とされています。
開示資料は、買い手が2022年8月に対象会社を連結子会社とし、「Kakedas」の拡販、事業連携に取り組んできたことを記載しています。
開示資料は目的について、「Kakedas」に登録する2,616名(2024年2月21日時点)の国家資格キャリアコンサルタントをリソースとして、学校法人のキャリア課題の解決をサポートする「Kakedas for Student」、キャリアコンサルタントに仕事が依頼できる「Kakedas Works」の展開やグループ内での事業連携も進みつつあり、グループ内の一層の連携強化や意思決定の迅速化を通じて企業価値向上を図ることを記載しています。
出典: 株式会社ジェイック「連結子会社の株式の追加取得による完全子会社化に関するお知らせ」(2024年07月31日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
すでに八割を持っていた会社の、残り二割を買う取引です。
一度に全部は買わず、二段に分ける進め方があります。
最初に過半を取り、残りを後から取る形です。
売り手にとっては、一部を残して会社の行き先を見られます。
うまくいけば、残した分を後から高く売れることもあります。
逆に下がれば、残した分の値段も下がります。
買い手が挙げている理由は、意思決定を速くすることです。
少数株主が残っていると、決議や配当で手続が増えます。
一部を残す形にするなら、いつどう買い取るかを先に決めておく点です。