REVOLUTIONは2024年8月30日、株式交付によるWeCapital株式会社の子会社化について公表しました。効力発生日は2024年10月11日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社REVOLUTION(8894・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主のうち株式譲渡の申込みを行う者(対価として買い手の株式が交付される) |
| 譲渡対象 | WeCapital株式会社(金融関連事業) |
| 手法 | 株式交付による子会社化。開示資料は、株式交換制度とは異なり株式交付制度を利用した場合には他の会社を完全子会社ではない子会社とすることができると記載している |
| 対価 | 株式交付子会社の株式の対価として、株式交付親会社である買い手の株式が交付される |
| 日程 | 2024年7月19日 臨時株主総会基準日公告日/2024年8月2日 臨時株主総会基準日/2024年8月30日 株主総会付議承認取締役会決議日・株式交付計画承認取締役会決議日/2024年9月30日(予定) 臨時株主総会決議日/2024年10月7日(予定) 株式交付子会社の株式譲渡の申込期日/2024年10月11日(予定) 株式交付の予定日(効力発生日) |
株式交付では、株式交付親会社が株式交付子会社の株式を譲り受け、当該株式の譲渡人に対して対価として株式交付親会社の株式が交付されます。開示資料は、他の会社を完全子会社化することになる株式交換制度とは異なり、株式交付制度を利用した場合には他の会社を完全子会社ではない子会社とすることができると記載しています。
開示資料は、対象会社の既存株主の中には買い手による完全子会社化に賛同いただけるか意向が不明の株主も存在し、引き続き対象会社の株主であることを望まれる株主の意向を尊重できることから株式交付制度を選択したことを記載しています。
日程は、臨時株主総会基準日公告日が2024年7月19日、臨時株主総会基準日が2024年8月2日、株主総会付議承認取締役会決議日および株式交付計画承認取締役会決議日が2024年8月30日、臨時株主総会決議日が2024年9月30日(予定)、株式交付子会社の株式譲渡の申込期日が2024年10月7日(予定)、株式交付の予定日(効力発生日)が2024年10月11日(予定)です。
対象会社は設立が2013年4月10日、資本金が1,090,501千円です。経営成績は、売上高が1,090,630千円、2,026,016千円、2,403,293千円、純資産が1,659,151千円、1,677,105千円、1,291,716千円と3期分が記載されています。
開示資料は、買い手が2022年10月期に営業損失69,417千円、2023年10月期に営業損失415,142千円を計上したため早急な立て直しが必要と判断し、2023年12月14日開催の臨時株主総会と2024年1月29日開催の定時株主総会を経て経営陣を刷新したことを記載しています。
出典: 株式会社REVOLUTION「株式交付によるWeCapital株式会社の子会社化に関するお知らせ」(2024年08月30日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
株式交換ではなく、株式交付という制度を使っています。
違いは、全部を取らなくてよいという点です。
株式交換だと、相手の株主全員の株が強制的に移ります。
株式交付は、申し込んだ株主の株だけが移ります。
この件では、残りたい株主の意向を尊重したと書かれています。
中小企業の譲渡でも、株主の意思が揃わないことがあります。
全員が売ると言わない場面で、使える制度の一つです。
ただし残った株主は、そのまま少数株主として残ります。
誰が残るのかを把握してから、どの制度を使うかを決めることになります。