GSIクレオスは2024年9月9日、三菱ケミカル株式会社のトリアセテート繊維事業を譲り受けると公表しました。事業譲受期日は2025年3月3日を予定しています。

開示された事実

譲受(買い手)GSIクレオス株式会社(8101・東証スタンダード)
譲渡(売り手)三菱ケミカル株式会社(東京都千代田区)
譲渡対象三菱ケミカル株式会社のトリアセテート繊維事業(ブランド名:ソアロン)および菱光サイジング株式会社(トリアセテート繊維の原糸および生機の製造・販売)
所在地富山県富山市(生産拠点)、福井県あわら市
手法事業譲受。譲受対象にトリアセテート繊維の原糸を加工する三菱ケミカルの完全子会社である菱光サイジング株式会社を含む
対価譲受価額は、買い手及び第三者機関の算定結果を踏まえた上で相手先との交渉により決定したが、契約上の守秘義務があるため金額は非開示とされている。決済方法は現金決済
日程2024年9月9日 取締役会決議日/2024年9月9日 契約締結日/2025年3月3日(予定) 事業譲受期日

譲受事業の内容は、トリアセテート繊維(ブランド名:ソアロン)原糸および生機の製造・販売(生産拠点:三菱ケミカル株式会社 富山事業所内)および、トリアセテート繊維の原糸を加工する同社の完全子会社である菱光サイジング株式会社(生産拠点:福井県あわら市)です。トリアセテート繊維の用途は中高級婦人衣料、フォーマル衣料、オフィス用ユニフォームなどと記載されています。

譲受価額は、買い手及び第三者機関の算定結果を踏まえた上で相手先との交渉により決定したものの、契約上の守秘義務があるため非開示とされています。決済方法は現金決済です。

譲渡元は名称が三菱ケミカル株式会社、所在地が東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスビル、事業内容が機能商品、素材他、資本金が532億2900万円、設立が2017年4月1日です(出典:GSIクレオス株式会社 2024年9月9日公表資料)

開示資料は目的について、買い手グループが中期経営計画「GSI CONNECT 2024」において繊維事業を成長基盤となる「基幹事業」に位置付けていること、繊維事業基盤の強化にむけて長年にわたり国内外のアパレル市場において高い評価を得ているトリアセテート繊維事業を譲り受けることとしたことを記載しています。

開示資料は、トリアセテート繊維が天然パルプ由来の植物繊維を化学的に処理してつくる半合成繊維で、三菱ケミカル株式会社が独自の製法で生産する製品であり、サステナブル製品でありグローバル展開できることを記載しています。

出典: GSIクレオス株式会社「事業譲受に関するお知らせ」(2024年09月09日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

契約から引き渡しまで、半年近く置かれています。

生産拠点が相手の工場の中にあるためだと読めます。

設備や人をどう移すかに、時間がかかる取引です。

事業譲受では、何を引き継ぐかを一つずつ決めます。

この件では、加工を担う子会社も一緒に渡っています。

工程が分かれていると、片方だけでは事業になりません。

中小企業でも、工場と加工先が別会社のことがあります。

譲るときは、その組み合わせごと渡せるかを確かめます。

片方が残ると、買い手にとって使えない事業になります。

この業種のM&A・事業承継のページを見る

この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)はGSIクレオス株式会社(8101・東証スタンダード)です。譲渡(売り手)は三菱ケミカル株式会社(東京都千代田区)です。譲渡対象は三菱ケミカル株式会社のトリアセテート繊維事業(ブランド名:ソアロン)および菱光サイジング株式会社(トリアセテート繊維の原糸および生機の製造・販売)です。
A.事業譲受。譲受対象にトリアセテート繊維の原糸を加工する三菱ケミカルの完全子会社である菱光サイジング株式会社を含む
A.譲受価額は、買い手及び第三者機関の算定結果を踏まえた上で相手先との交渉により決定したが、契約上の守秘義務があるため金額は非開示とされている。決済方法は現金決済
A.2024年9月9日 取締役会決議日/2024年9月9日 契約締結日/2025年3月3日(予定) 事業譲受期日
A.本記事はGSIクレオス株式会社「事業譲受に関するお知らせ」(2024年09月09日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。