物流のSBSホールディングスは2024年12月24日、オランダのブラックバード ロジスティクス B.V.の普通株式144株を取得し、議決権所有割合80.0%とすることを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | SBSホールディングス株式会社(2384・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | ブラックバード ロジスティクス B.V.(物流会社を保有する持株会社) |
| 所在地 | オランダ |
| 手法 | 株式取得。普通株式144株を取得して議決権所有割合80.0%とする |
| 対価 | 普通株式(概算額)7,500百万円、アドバイザリー費用等(概算額)200百万円、その他費用(概算額)100百万円、合計(概算額)7,800百万円 |
| 日程 | 取締役会決議・契約締結 2024年12月24日/株式取得日 2025年4月1日(予定) |
取得価額は普通株式の概算額7,500百万円、アドバイザリー費用等の概算額200百万円、その他費用の概算額100百万円で、合計の概算額は7,800百万円です(出典:SBSホールディングス株式会社 2024年12月24日公表資料)。
対象会社は2023年5月16日設立、資本金968千ユーロ、純資産9,914千ユーロ、総資産26,685千ユーロで、物流会社を保有する持株会社です(出典:SBSホールディングス株式会社 2024年12月24日公表資料)。
公表時点の大株主は3者で、持株比率は70.0%、26.6%、3.4%です(出典:SBSホールディングス株式会社 2024年12月24日公表資料)。
買い手と対象会社の間には、記載すべき資本関係・人的関係・取引関係はないとされています。株式取得日は2025年4月1日を予定しています(出典:SBSホールディングス株式会社 2024年12月24日公表資料)。
中小企業の経営者は、どう読むか
費用が三段に分けて開示されています。株式の代金、アドバイザリー費用等、そしてその他費用です。代金以外に合計で三億円が計上されています。手元にいくら残るかを考えるなら、代金からこの種の費用を引いて見る必要があります。
取得後の持分は八割です。全部ではありません。残りは従前の株主が持ち続けます。海外の会社を買うとき、現地の株主を残す形は珍しくありません。経営を任せる相手を残すという意味もあります。
対象会社は設立から一年半ほどの持株会社です。その下に事業会社があります。会社の設立年や資本金を見ても、中身の規模は分かりません。どの会社が事業をしているのかを先に確かめます。
株主は三者で、七割・二割強・数パーセントという構成でした。株式が分かれている会社では、全員から同じ条件で買う必要があります。今回は八割までの取得なので、全員でなくても成立しています。
買い手と対象会社にはもともと関係がありませんでした。海外の相手でも、取引のないところから話が始まることがあります。