フリービットと、その完全子会社である株式会社LERZは2025年1月31日、名古屋証券取引所ネクスト市場に上場する株式会社ギガプライズの株式に対する公開買付けを開始すると公表しました。公開買付者はLERZです。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社LERZ(公開買付者。フリービット株式会社の完全子会社。本店 東京都港区)/フリービット株式会社(3843・東証プライム(フリービット株式会社)) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 応募する対象者の少数株主(フリービット株式会社は本日現在 対象者株式の60.89%を所有する親会社) |
| 譲渡対象 | 株式会社ギガプライズ(全戸一括加入型のインターネットサービス) |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 手法 | 公開買付け(対象者の株主を公開買付者らのみとすることを目的。名証ネクスト市場に上場) |
| 対価 | 普通株式1株につき2,500円 |
| 日程 | 取締役会決議日 2025年1月31日/公開買付開始公告・公開買付届出書提出 2025年2月3日/買付期間 2025年2月3日から2025年3月18日まで(30営業日) |
買付価格は普通株式1株につき2,500円です。買付予定数の下限は832,000株(所有割合5.78%)と設定されています(出典:フリービット株式会社 2025年1月31日公表資料)
公表時点で公開買付者は対象者株式を所有していませんが、親会社であるフリービットが対象者株式8,772,000株(所有割合60.89%)を所有し、対象者を子会社としています(出典:フリービット株式会社 2025年1月31日公表資料)
開示資料には、対象者の株主を公開買付者らのみとすることを目的としていると記載されています。
対象会社は1997年2月の設立で、資本金は195,310千円です(出典:フリービット株式会社 2025年1月31日公表資料)
中小企業の経営者は、どう読むか
すでに過半を持つ親会社が、残りの株を集めに動いた形です。親子で上場している状態を解く取引は、近年よく見かけます。
買う主体は親会社ではなく、そのために置いた完全子会社です。資金の出し方や、あとの組織の形に合わせて受け皿を選びます。
中小企業でも、買い手が新しく作った会社を受け皿にすることがあります。相手が誰かを、契約の名義で確かめます。
下限の割合が低く設定されています。すでに多くを持っている側が買い増すときは、集める必要のある株が少なくなります。
少数株主が残っていると、意思決定のたびに手続が要ります。それを解くための取引という説明が、資料に書かれています。