SGホールディングスは2025年2月7日、グローバル・フレイトフォワーダーであるMorrison Express Worldwide Corporationの株式を取得することを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | SGホールディングス株式会社(取得主体は海外統括会社の完全子会社。新たに設立する完全子会社になる可能性があると記載)(9143・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | Morrison Express Holding Corporation(サモア。持株会社) |
| 譲渡対象 | Morrison Express Worldwide Corporation(グローバル・フレイトフォワーディング(国際貨物輸送の仲介)) |
| 所在地 | シンガポール |
| 手法 | 株式譲渡(発行済株式の全部を取得) |
| 対価 | 900百万米ドル(企業価値ベース。取引完了時の対象会社の純有利子負債や運転資本等に係る調整を行い、実際の取得価額を確定すると記載) |
| 日程 | 取締役会決議日 2025年2月7日/契約締結日 2025年2月7日/株式譲渡実行日 2025年7月1日(予定) |
取得株式数は18,053,620株で、これは発行済株式数の全部にあたり、取得後の所有株式比率は100.0%になります(出典:SGホールディングス株式会社 2025年2月7日公表資料)
取得価額は900百万米ドルで、企業価値ベースで算出した数値と記載されています。取引完了時の対象会社の純有利子負債や運転資本等に係る調整を行い、実際の取得価額を確定するとされています(出典:SGホールディングス株式会社 2025年2月7日公表資料)
売り手はサモアに所在する持株会社Morrison Express Holding Corporationです。取得を実施する会社は、グループの海外統括会社が新たに設立する完全子会社になる可能性があると記載されています。
日程は、取締役会決議日と契約締結日が2025年2月7日、株式譲渡実行日が2025年7月1日の予定です。2025年3月期の連結業績への影響は軽微と見込むとされています。
中小企業の経営者は、どう読むか
価額が企業価値ベースで示され、引き渡しのときに借入金と運転資本で調整すると書かれています。契約の金額と、最後に動く金額は違います。
中小企業の譲渡でも同じ条項が入ります。契約から引き渡しまでの間に現金や借入が動くので、その差を清算します。
この調整があるため、引き渡しまでの資金の出し入れは勝手に決められません。何をどう数えるかを契約に書きます。
契約から実行までが数か月あります。海外の取引では、各国の競争法の届出や許認可に時間がかかります。
買う主体を、これから作る会社にすることがあります。資金の調達や税の扱いに合わせて器を選びます。