じげんは2025年3月31日、連結子会社が旅行業界向けのDXソリューションを手がける株式会社USAELの全株式を取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社じげん(取得主体は連結子会社)(3679・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社USAELの株主(個人1名・持株比率100%) |
| 譲渡対象 | 株式会社USAEL(旅行業界向けのDXソリューション事業、ASP事業等) |
| 所在地 | 東京都豊島区 |
| 手法 | 株式譲渡(連結子会社による全株式の取得・完全子会社化)。対象会社は譲渡対象外の事業(飲食事業等)も運営していると記載 |
| 対価 | 株式取得価額 325百万円、助言費用等(概算)19百万円、合計(概算)344百万円 |
| 日程 | 取締役会報告 2025年3月26日/代表取締役社長決裁 2025年3月31日/契約締結日 2025年3月31日/株式譲渡実行日 2025年6月中(予定) |
取得株式数は100株で、取得価額は株式取得価額が325百万円、助言費用等の概算が19百万円、合計の概算は344百万円です(出典:株式会社じげん 2025年3月31日公表資料)
対象会社は2007年9月の設立で、資本金は1百万円、所在地は東京都豊島区です。売り手は株式を全部保有する個人1名です(出典:株式会社じげん 2025年3月31日公表資料)
開示資料には、対象会社が本株式取得における譲渡対象外の事業(飲食事業等)も運営していると記載されています。
日程は、取締役会報告が2025年3月26日、代表取締役社長決裁と契約締結日が2025年3月31日、株式譲渡実行日が2025年6月中の予定です。
中小企業の経営者は、どう読むか
買う対象の会社が、譲渡の対象にならない事業も抱えています。渡す前に切り分ける必要があります。
中小企業でも、一つの会社で複数の事業をしていることが普通です。どこまでを譲るかを先に決めます。
切り分けには手間と時間がかかります。契約から引き渡しまでが二か月以上あるのは、そのためのことがあります。
資本金が百万円の会社に、その数百倍の値段が付いています。登記簿の数字は値段の目安になりません。
社内の決裁が取締役会の報告と社長決裁に分かれています。金額によって、どこで決めるかが変わります。