オートバックスセブンは2025年5月1日、連結子会社の株式会社オートバックス東日本販売が、フランチャイズチェン加盟法人である株式会社アイエーオートバックスから、秋田県の4店舗を事業譲受することを決定し、事業譲渡契約を締結したと公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社オートバックスセブン(連結子会社が譲受)(9832・東証プライム)
譲渡対象株式会社アイエーオートバックス(秋田県の4店舗)(カー用品小売)
所在地神奈川県横浜市(譲渡対象の店舗は秋田県)
手法事業譲渡(フランチャイズ加盟法人から、秋田県の4店舗を事業譲受)
対価非開示(開示資料に経営成績・財政状態は非開示と記載)
日程事業譲渡契約締結 2025年5月1日/事業譲渡日 2025年7月1日(予定)

開示資料によれば、アイエーオートバックスは2018年1月設立、資本金98百万円で、秋田県で4店舗、宮城県で12店舗を経営しています。譲受の対象は「オートバックス大館中央」「オートバックス横手インター店」「オートバックス秋田大曲店」「オートバックス秋田店」の4店舗で、事業譲渡日は2025年7月1日の予定です(出典:株式会社オートバックスセブン 2025年5月1日公表資料)。

オートバックスセブンは、秋田エリアの店舗連携体制を最適化し、同エリアの競争力を強化するとともに、収益力の向上を図ると説明しています。なお同社はアイエーオートバックスの発行済株式の34%を所有し、フランチャイズ契約等の取引関係があります(出典:株式会社オートバックスセブン 2025年5月1日公表資料)。

出典: 株式会社オートバックスセブン(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「連結子会社の事業譲受に関するお知らせ」(2025年05月01日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

会社そのものではなく、店舗という単位で事業が移った例です。事業譲渡では、譲渡する範囲を当事者が決められます。複数の地域で事業を営む会社が、一部の地域だけを譲るという選択ができます。

譲渡側は引き続き宮城県で事業を続けます。全部を手放すか続けるかの二択ではない、という点で、承継の入口を考える際の参考になります。

事業譲渡では、店舗の賃貸借契約、従業員の雇用、取引先との契約を個別に引き継ぐ手続きが要ります。株式譲渡と比べて手数がかかる分、引き継ぐ範囲を選べるという違いがあります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。