ベルーナは2025年6月30日、Karakami HOTELS&RESORTS株式会社より、宮城県仙台市の『ホテル瑞鳳』および『秋保グランドホテル』の2物件を取得することを決定したと公表しました。会社や株式の取得ではなく、物件の売買です。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社ベルーナ(9997・東証プライム)
譲渡対象Karakami HOTELS&RESORTS株式会社が所有する『ホテル瑞鳳』および『秋保グランドホテル』の2物件(リゾートホテル(秋保温泉))
所在地宮城県仙台市太白区
手法不動産の売買(会社や株式の取得ではなく、ホテル2物件の取得)
対価非開示(開示資料に記載なし。「適時開示基準には該当しないが有用な情報と判断し任意開示」と記載)
日程売買契約締結 2025年6月30日/売買実行予定 2025年9月30日

開示資料によれば、ホテル瑞鳳は本館(土地面積14,264.34㎡・延床面積31,795.08㎡・客室数117室)と櫻離宮(土地面積22,753.82㎡・延床面積4,489.20㎡・客室数14室)、秋保グランドホテルは土地面積11,990.25㎡・延床面積17,647.27㎡・全140室です。売買契約締結日は2025年6月30日、売買実行予定日は2025年9月30日です(出典:株式会社ベルーナ 2025年6月30日公表資料)。

ベルーナは、短期経営計画においてホテル事業を中心にしたプロパティ事業を成長領域と位置付けており、自社が培ってきた顧客基盤やホテル運営ノウハウ、人材採用力を活かすと説明しています。本件取得によりグループの展開施設数は21施設になるとしています。

出典: 株式会社ベルーナ(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「『ホテル瑞鳳』及び『秋保グランドホテル』取得に関するお知らせ」(2025年06月30日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

会社を買うのではなく、建物と土地を買う形です。同じ「ホテルを手に入れる」でも、会社ごと引き継ぐ株式譲渡とは、移るものがまったく違います。

物件の売買では、従業員の雇用や営業の許可は自動的には移りません。運営を誰が続けるのかは、別に決める必要があります。売り手から見れば、事業は続けながら不動産だけを手放すという選択もありえます。

開示資料には土地面積・延床面積・構造・客室数が細かく示されています。不動産が中心の事業では、これらが評価の土台になります。登記と図面、修繕の履歴を整理しておくことが準備になります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。