介護施設を全国で展開するリビングプラットフォームは2025年7月1日、株式会社エムズコンサルティングの全株式を取得して完全子会社化する株式譲渡契約を締結したと公表しました。取締役会の決議は2025年6月30日です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社リビングプラットフォーム(7091・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社エムズコンサルティング(介護事業(住宅型有料老人ホーム、訪問介護ステーション、訪問看護ステーションの運営)) |
| 所在地 | 名古屋市(施設は愛知県尾張旭市・名古屋市中村区) |
| 手法 | 株式譲渡(全株式を取得し完全子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に記載なし) |
| 日程 | 取締役会決議日 2025年6月30日/契約締結日 2025年7月1日/株式譲渡実行日 2025年7月31日(予定) |
開示資料によれば、エムズコンサルティングは2010年に愛知県春日井市で創業した後に本店を名古屋市内へ移した介護事業者で、愛知県尾張旭市の住宅型有料老人ホーム「つむぎ」(居室数25室・定員25名、訪問介護ステーションを併設)と、名古屋市中村区の「訪問看護ステーション和快」を運営しています(出典:株式会社リビングプラットフォーム 2025年7月1日公表資料)。
リビングプラットフォームは、愛知県が自社グループの初進出地域であり、関東・関西に次ぐ市場規模を持つことから、同社がドミナント戦略を考える重点出店地域であると説明しています。
中小企業の経営者は、どう読むか
買い手にとって初めて進出する地域の会社が相手です。すでに拠点がある地域を厚くする買収とは、選ばれる理由が変わります。その地域で事業を営んでいること自体が、相手にとっての入口になります。
施設と事業所の組み合わせが具体的に示されています。入居の施設と訪問のサービスを両方持っていることが、買い手の事業の形に合ったと読み取れます。
介護の事業では、施設ごとの指定、建物の権利、入居者との契約が引き継ぎの前提になります。複数の事業所を持つ場合、それぞれについて書類を揃えておくことが準備になります。