PR会社の共同ピーアールは2025年7月24日、企業PRや商品PR、広報コンサルティングを営むトータル・コミュニケーションズ株式会社の全株式を個人株主から取得し、子会社化することを公表しました。実行は7月31日の予定です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 共同ピーアール株式会社(2436・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | トータル・コミュニケーションズ株式会社(企業PR・商品PR・広報コンサルティング、コミュニケーションツール開発、企業広告) |
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主から全株式400株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に「相手先の意向により非開示」と記載) |
| 日程 | 公表 2025年7月24日/実行 2025年7月31日(予定) |
開示資料によれば、トータル・コミュニケーションズは1973年3月設立、資本金20,000千円で、直近3期の売上高は152,586千円、114,763千円、101,784千円、営業利益は25,050千円、6,122千円、2,708千円です。取得株式数は400株で、取得価額は相手先の意向により非開示です(出典:共同ピーアール株式会社 2025年7月24日公表資料)。
共同ピーアールは、中期経営計画でニュースを創る力と広める力を発揮する会社への進化を掲げ、対象会社が管理栄養士の資格を持つスタッフだけで構成されるPR会社であり、健康・栄養分野の専門性の高い企画が可能になることを取得の理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
売上が減少している小規模な会社でも、特定分野の専門性が明確なら同業の上場企業が迎え入れる例です。人の資格と専門性そのものが、承継の価値として説明されています。
創業から半世紀を超えるPR会社の承継です。人に依存するサービス業では、承継後にスタッフが残ることが前提になるため、処遇と役割の設計が交渉の中心になります。