飲食業界向けの人材サービスを主とするクックビズは2025年7月30日、函館市で惣菜の製造販売を営む有限会社マルヒロ太田食品の全株式を個人株主2名から取得し、連結子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | クックビズ株式会社(6558・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 有限会社マルヒロ太田食品(食品製造販売(惣菜)) |
| 所在地 | 北海道函館市 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主2名から全株式60株を取得し、連結子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に「相手先との守秘義務に基づき非開示」と記載) |
| 日程 | 取締役会決議・契約締結 2025年7月30日/実行 2025年9月1日(予定) |
開示資料によれば、マルヒロ太田食品は1992年4月設立、資本金3,000千円で、直近3期の売上高は259,077千円、276,378千円、300,170千円、営業利益は345千円、13,080千円、29,344千円です。取得株式数は60株で、取得価額は守秘義務に基づき非開示、実行は2025年9月1日の予定です(出典:クックビズ株式会社 2025年7月30日公表資料)。
クックビズは、食産業の人材事業を礎に事業の多角化を進めており、投資事業で生産・加工・流通・販売のフードバリューチェーンの各領域を対象としていると説明しています。
中小企業の経営者は、どう読むか
有限会社の小さな食品製造業が、業種の異なる上場企業に迎え入れられた例です。地域の食品工場は、買い手の投資方針に合えば、規模にかかわらず承継の対象になります。
夫婦などの少数株主が全株式を持つ会社では、株主の合意が整えば手続きは短く済みます。契約から実行までの一か月は、前提条件を満たすための準備期間です。