体育会学生の就職支援を主とするスポーツフィールドは2025年9月19日、大阪府守口市でスポーツ用品の企画販売を営む株式会社リンドスポーツの全株式を個人株主から取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社スポーツフィールド(7080・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社リンドスポーツ(スポーツ用品の企画販売) |
| 所在地 | 大阪府守口市 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主から全株式200株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 普通株式 665百万円(アドバイザリー費用等は別途) |
| 日程 | 取締役会決議・契約締結 2025年9月19日/実行 2025年10月1日(予定) |
開示資料によれば、リンドスポーツは1994年10月設立、資本金20百万円で、直近3期の売上高は1,349百万円、1,422百万円、1,397百万円、営業利益は50百万円、39百万円、94百万円です。取得株式数は200株で、取得価額は普通株式665百万円、実行は2025年10月1日の予定です(出典:株式会社スポーツフィールド 2025年9月19日公表資料)。
スポーツフィールドは、日本を代表するスポーツカンパニーへの飛躍という経営ビジョンのもとでM&Aを進めており、対象会社がプロチームや全国の学校から支持を得ている顧客ネットワークが自社の事業と親和性が高いことを取得の理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
創業者が全株式を持つスポーツ用品の会社が、スポーツ人材の会社に迎え入れられた例です。同じ顧客層に別のサービスを提供する会社どうしの組み合わせとして読めます。
安定した売上と利益を持つ会社で、取得価額が開示されています。顧客ネットワークという目に見えない資産が、価額の根拠として説明される例です。