中小企業の支援を軸に事業を展開するメイホーホールディングスは2026年2月13日、岐阜県御嵩町で総合土木工事業を営む株式会社天野建設の株式を取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | メイホーホールディングス株式会社(7369・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社天野建設(総合土木工事業) |
| 所在地 | 岐阜県可児郡御嵩町 |
| 手法 | 株式譲渡(株式40,800株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 普通株式 299,962千円、アドバイザリー費用等(概算)34,000千円 |
| 日程 | 取締役会決議 2026年2月13日/契約締結 2026年2月13日(予定)/実行 2026年3月2日(予定) |
開示資料によれば、天野建設は1979年5月設立、資本金2,040万円で、直近3期の売上高は733,888千円、982,823千円、560,879千円、営業利益は38,568千円、66,831千円、6,600千円です。取得株式数は40,800株で、取得価額は普通株式299,962千円とアドバイザリー費用等の概算34,000千円、実行は2026年3月2日の予定です(出典:メイホーホールディングス株式会社 2026年2月13日公表資料)。
メイホーホールディングスは、経営支援型のM&Aと経営哲学の共有を通じて持続可能な地域創生モデルを築くことを掲げ、天野建設が設立以来、御嵩町を中心に亜炭鉱跡地の充填工事など地盤条件や安全管理に高い専門性を要する工事を担ってきたことを理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
地域に特有の工事を長く担ってきた土木会社が、経営支援を掲げる上場企業に迎え入れられた例です。地域でしか担えない工事の経験と技術者は、規模にかかわらず承継の対象になります。
年ごとの売上と利益の振れが大きい工事業でも、取得価額が開示されています。単年の業績ではなく、担っている工事の性質と継続性で評価されていることが読み取れます。