飲食店を運営する海帆は2026年9月15日、運営店舗の「しんぱち食堂浅草店」を、飲食店の企画・運営を行う株式会社リレイトへ事業譲渡することを決定したと公表しました。契約締結は9月25日、クロージングは10月1日の予定です。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社リレイト(譲受先)
譲渡対象株式会社海帆が運営する「しんぱち食堂浅草店」(飲食店(1店舗の事業譲渡))
所在地東京都台東区
手法事業譲渡(運営店舗1店の譲渡。譲渡側は東証グロース上場の株式会社海帆)
対価非開示(開示資料に譲渡価額の記載なし。特別利益を計上する見込みと記載)
日程取締役会決議 2026年9月15日/契約締結 2026年9月25日/クロージング 2026年10月1日(予定)

開示資料によれば、譲渡予定店舗の2026年3月期の売上高は104百万円で、海帆の同期の売上高は3,152百万円です。譲受先のリレイトは2016年設立、資本金1,500,000円です。譲渡に伴い特別利益が発生する見込みとしています(出典:株式会社海帆 2026年9月15日公表資料)。

海帆は譲渡の理由として、経営資源の有効活用、有利子負債の返済による財務体質の強化、持続的成長に向けた投資資金の確保を挙げています。

出典: 株式会社海帆(TDnet適時開示)「飲食事業における運営店舗の事業譲渡及び特別利益の発生に関するお知らせ」(2026年09月15日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

一店舗だけを切り出して譲る事業譲渡の例です。飲食業では店舗単位で事業を譲ることが一般的で、譲渡する側は資金の確保や事業の整理、譲り受ける側は立地と営業中の店舗の獲得が目的になります。

譲受先は小規模な運営会社です。上場企業の店舗を非上場の会社が譲り受ける形もあり、買い手は大手とは限らないことが分かります。

契約とクロージングの間に日程が置かれています。店舗の譲渡では、賃貸借契約の承継や許可の手続き、従業員の移籍を効力発生日までに整える必要があります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。