阿波銀行は2026年9月25日、連結子会社である阿波銀コネクトに係る四国放送との資本業務提携および連結子会社の異動について公表しました。阿波銀コネクトが四国放送を割当先とする第三者割当増資を実施します。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 四国放送株式会社(第三者割当増資の割当先) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (第三者割当増資のため、株式を売る側は存在しない。持株比率が下がるのは株式会社阿波銀行) |
| 譲渡対象 | 阿波銀コネクト株式会社(阿波銀行の連結子会社。銀行業高度化等会社としてECモール「Lacycle mall(ラシクルモール)」を運営)(ECモール運営事業およびコンサルティング事業) |
| 所在地 | 徳島県 |
| 手法 | 資本業務提携契約の締結および第三者割当増資。阿波銀コネクトは阿波銀行の連結子会社から持分法適用関連会社となる予定 |
| 対価 | 阿波銀行の持株比率は100%から50%となる。異動後も阿波銀コネクトは銀行業高度化等会社として事業を展開 |
| 日程 | 2026年9月25日 当行取締役会承認・阿波銀コネクト取締役会決議/2026年9月29日 資本業務提携契約締結(予定)/2026年11月2日 第三者割当増資払込日・資本業務提携開始日(予定) |
開示資料によれば、阿波銀コネクトは銀行業高度化等会社としてECモール「Lacycle mall(ラシクルモール)」を運営するとともに、マーケティング分析、コンテンツ制作および販路拡大支援などを通じて地域事業者の成長支援に取り組んでいます。一方、四国放送は長年にわたり徳島県に根ざしたテレビ・ラジオ放送を展開しているとされています。
第三者割当増資の実施に伴い、阿波銀行の持株比率は100%から50%となり、阿波銀コネクトは連結子会社から持分法適用関連会社となる予定です。異動後も阿波銀コネクトは銀行業高度化等会社として、関係法令等を踏まえた適切な経営管理および内部管理のもと、ECモール運営事業およびコンサルティング事業を展開するとされています(出典:株式会社阿波銀行 2026年9月25日公表資料)
業務提携の内容として、マーケティング、ブランディングおよびプロモーション等に関する地域事業者向けコンサルティングの共同展開、ウェブコンテンツその他の情報発信コンテンツの企画・制作および発信支援などが挙げられています。
日程は、当行取締役会承認日および阿波銀コネクト取締役会決議日が2026年9月25日、資本業務提携契約締結日が2026年9月29日の予定、第三者割当増資払込日および資本業務提携開始日が2026年11月2日の予定です(出典:株式会社阿波銀行 2026年9月25日公表資料)
中小企業の経営者は、どう読むか
百パーセント持っていた子会社に外から出資を受けて、ちょうど半分にしています。連結から外れ、持分法に変わります。
半分ずつ持つ形は、両者が対等に関わることを意味します。どちらかが単独で決められません。
中小企業でも、取引先と共同で会社を持つことがあります。半分ずつだと、意見が分かれたときに動けません。
だから、何を一緒に決めるのか、意見が分かれたらどうするのかを株主間の契約で先に書いておきます。
やめるときの条件も同じです。どちらが誰に売るのか、価格はどう決めるのか。決めていないと、動けないまま持ち分が残ります。