ユニバーサル園芸社は2023年11月13日、Nicolai Bergmann株式会社の株式を取得して連結子会社化することを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社ユニバーサル園芸社(6061・)
譲渡(売り手)Nicolai Bergmann株式会社の株主(個人1名が100%を保有)
譲渡対象Nicolai Bergmann株式会社(関連会社にNicolai Bargmann Ltd./ソウル)(プリザーブドフラワーの販売、フラワーアレンジメント及びデザイン)
所在地東京都港区
手法株式譲渡(議決権の100%を取得して連結子会社化)
対価非開示(開示資料は、株式取得の相手先の意向により開示を差し控えるとしたうえで、公正妥当な金額で取得していると記載)
日程2023年11月13日 取締役会決議・契約締結/2023年12月25日(予定) 株式譲渡実行

取得株式数は60株で、取得前の所有株式数は0株、取得後の議決権所有割合は100%です(出典:株式会社ユニバーサル園芸社 2023年11月13日公表資料)

対象会社は平成17年2月3日設立、所在地は東京都港区、資本金は3百万円で、プリザーブドフラワーの販売やフラワーアレンジメント及びデザインを行っています。株式は個人1名が100%を保有していました。関連会社としてソウルに所在する法人が記載されています(出典:株式会社ユニバーサル園芸社 2023年11月13日公表資料)

取得価額は非開示です。開示資料は、相手先の意向により開示を差し控えるとしたうえで、公正妥当な金額で取得していると記載しています。

買い手は、対象会社がフラワーボックスをはじめとしたオリジナル商品の開発と販売、イベントや店舗におけるフラワーデザインサービスを提供していること、関東圏・西日本に小売店舗を構え創業者の感性を活かしたブランドを築いていることを記載しています。

本株式取得によりのれんが発生する見込みで、金額および会計処理は精査中としています。あわせて、仲介会社への支払報酬が発生すると記載されています。

出典: 株式会社ユニバーサル園芸社「Nicolai Bergmann株式会社の株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ」(2023年11月13日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

買い手が挙げた理由の中心は、ブランドです。設備や店舗数ではなく、名前そのものが価値になっています。

ブランドが創業者の名前と結びついている会社では、その人が残るのかどうかが条件の核心になります。開示には書かれていないので、交渉の中で決まったはずです。

資本金は三百万円です。会社の値段は資本金とは関係ありません。

のれんが出る見込みだと書かれています。純資産より高い値段で買ったという意味で、買い手は将来の稼ぎとブランドに払っています。

開示に「仲介会社への支払報酬が発生する」と明記されています。買い手も売り手も、仲介に払う費用は本体の代金とは別に見ます。

海外に関連会社があります。相手の下にどんな会社があるかは、調査で必ず確かめます。

決議から引き渡しまで一か月半あります。年末に区切りを合わせた形です。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。