ヤマノホールディングスは2023年11月15日、株式会社灯学舎の株式を取得して子会社化することを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)ヤマノホールディングス株式会社(7571・)
譲渡(売り手)株式会社灯学舎の株主
譲渡対象株式会社灯学舎(教育事業)
所在地(開示資料に所在地の記載なし)
手法株式譲渡(発行済株式数に対する割合100.0%を取得して連結子会社化)
対価非開示(開示資料は、相手方の意向により開示を控えるとしたうえで、適切なデューデリジェンスを実施し双方協議のうえ妥当な金額を算出して決定したと記載)
日程2023年11月15日 取締役会決議・株式譲渡契約締結/2023年12月1日(予定) 株式譲渡期日

取得株式数は900株(発行済株式数に対する割合100.0%)で、取得前の所有株式数は0株、取得後の所有割合は100.0%です(出典:ヤマノホールディングス株式会社 2023年11月15日公表資料)

取得価額は非開示です。開示資料は、相手方の意向により開示を控えるとしたうえで、適切なデューデリジェンスを実施し双方協議のうえ妥当な金額を算出して決定したと記載しています。

買い手は、美容事業・和装宝飾事業などを中核としながら「モノ」から「コト」への移行を進めるなかで教育事業へのM&Aを開始し、2020年3月と2022年5月に同分野の会社を取得してきたことを記載しています。

対象会社は2024年3月期第3四半期より買い手の連結子会社に該当することになりますが、同期の連結業績予想への影響は軽微と見込まれるとしています。

出典: ヤマノホールディングス株式会社「株式会社灯学舎の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2023年11月15日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

買い手は本業と違う分野へ、三社続けて買って入っています。ひとつ買って終わりではなく、重ねて足場を作る形です。

売り手から見れば、同じ分野を集めている買い手は候補として読みやすくなります。過去に何を買ったかは公表されているので調べられます。

価額は伏せていますが、調査を経ていることは書いています。相手の意向で金額を出さない選択は珍しくありません。

決議から引き渡しまで二週間です。表に出る前に話が終わっていた形です。

連結に入る時期が四半期の単位で書かれています。引き渡しの日と、会計上の区切りは別に決まります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。