GENDAは2023年11月20日、日本ポップコーン株式会社の完全親会社であるINP合同会社の持分を取得し、連結子会社化することを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社GENDA(9166・東証グロース市場)
譲渡(売り手)INP合同会社の持分保有者(個人2名)
譲渡対象INP合同会社(日本ポップコーン株式会社の完全親会社)(日本ポップコーン株式会社の株式を取得するために設立された特別目的会社。日本ポップコーン株式会社はポップコーンの企画、製造及び販売)
所在地東京都目黒区上目黒
手法合同会社の持分取得(INP合同会社を子会社、その子会社である日本ポップコーン株式会社を孫会社とする)
対価非開示(開示資料は、当事者間の守秘義務契約に基づき非開示とすると記載)
日程2023年11月20日 取締役会決議・契約締結/2023年11月30日(予定) 取引実行日

対象となるINP合同会社は、日本ポップコーン株式会社の株式を取得するために設立された特別目的会社で、設立は2021年7月21日、資本金は800万円、所在地は東京都目黒区上目黒です。持分比率は個人2名がそれぞれ56.25%、43.75%と記載されています(出典:株式会社GENDA 2023年11月20日公表資料)

日本ポップコーン株式会社は同じ所在地にあり、ポップコーンの企画、製造及び販売を行っています。資本金は4,800万円です(出典:株式会社GENDA 2023年11月20日公表資料)

取得価額は非開示です。開示資料は、当事者間の守秘義務契約に基づき非開示とするとしたうえで、外部の専門家による株式価値評価および法務・財務に関する調査の結果等を合理的に勘案のうえ、当事者間の協議を経て決定したと記載しています。

日程は、取締役会決議日と契約締結日が2023年11月20日、取引実行日が2023年11月30日(予定)です。2023年11月30日付でINP合同会社が買い手の子会社、日本ポップコーン株式会社が孫会社となる予定としています。

買い手は、アミューズメント施設を運営するグループ会社があり、2023年10月末時点のグループ店舗数が263店舗であること、フード&ビバレッジの分野でもコラボレーションしたカフェ等を展開してきたことを記載しています

出典: 株式会社GENDA「日本ポップコーン株式会社の完全親会社であるINP合同会社の持分取得(連結子会社化)に関するお知らせ」(2023年11月20日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

買ったのは、事業会社そのものではなく、その株式を持つためだけに作られた会社の持分です。株式ではなく「持分」と呼ぶのは、相手が合同会社だからです。

こうした持ち株だけの会社をはさむと、株主が複数いても、株式をひとまとめにして動かせます。買い手は一つの契約で足りることになります。

中小企業でも、株式が親族に分散しているときに持ち株会社へまとめる形は検討されます。ただし作る時点の税務の扱いが先に問題になるので、順番を間違えないことが大切です。

買い手にとって、買った会社の子会社は孫会社になります。段が増えるほど、決議の手続きや資金の動かし方は手数が増えます。

買い手は本業の施設運営の周りに、食べ物の事業を重ねています。同じ客に別の商品を出す形の広げ方です。

価額は伏せていますが、評価と調査を経たことは書かれています。金額が出ないことと、根拠が無いことは別です。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。