ハウテレビジョンは2024年3月11日、株式会社ログリオの株式を取得して完全子会社化すると公表しました。取得するのは141株で、取得後の議決権の所有割合は100%となります。取得前の所有株式数は0株です。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社ハウテレビジョン(7064・東証グロース)
譲渡(売り手)ログリオの株主(個人1名が141株・100.0%を保有)
譲渡対象株式会社ログリオ(採用代行サービス(RPO))
所在地東京都世田谷区
手法株式譲渡(141株・議決権の所有割合100%を取得して完全子会社化)
対価株式取得価額230,000千円、デューデリジェンス費用等(概算)14,000千円、合計(概算)244,000千円。外部の専門家による株式価値評価および法務・税務に関する調査の結果等を勘案し、相手先と協議のうえ決定したと記載
日程2024年3月11日 取締役会決議・株式譲渡契約締結/2024年4月1日 株式譲渡実行(予定)

対象会社は、所在地が東京都世田谷区等々力8丁目1番5号、事業内容が採用代行サービス(RPO)、資本金が55,430,000円、設立年月日が2018年8月3日です。大株主及び持株比率は個人1名が141株(100.0%)です。買い手との間に資本関係・人的関係・取引関係はなく、関連当事者にも該当しません(出典:株式会社ハウテレビジョン 2024年3月11日公表資料)

対象会社の経営成績は、2023年4月期が売上高57百万円・営業利益14百万円です。売上高は2021年4月期が48百万円、2022年4月期が26百万円で、営業利益は0百万円、▲12百万円でした。財政状態は2023年4月期末の純資産が29百万円、総資産が62百万円です(出典:株式会社ハウテレビジョン 2024年3月11日公表資料)

取得価額は、株式取得価額が230,000千円、デューデリジェンス費用等の概算が14,000千円、合計の概算が244,000千円です。開示資料は、株式取得価額については外部の専門家による株式価値評価および法務・税務に関する調査の結果等を勘案し、相手先と協議のうえ決定していると記載しています(出典:株式会社ハウテレビジョン 2024年3月11日公表資料)

開示資料は取得の理由について、買い手グループが新卒向けと中途向けの2つのプロダクトを基点にキャリアプラットフォーム事業を展開してきたが、近年はユーザー及びクライアント企業のエンジニア職に対する需要の高さを受けて同領域の拡大に注力していることを挙げています。対象会社はエンジニア採用代行の領域でサービスを提供しており、他社が主催する表彰でRPO賞を受賞していると記載されています。

今後の見通しとして、買い手と対象会社の間で人材交流やコーポレート機能の共通化等を行うことを計画していると記載されています。

日程は、2024年3月11日が取締役会決議日と株式譲渡契約締結日、2024年4月1日が株式譲渡実行日(予定)です。対象会社は株式譲渡実行日に買い手の子会社となり、2025年1月期第1四半期より連結子会社となる予定です(出典:株式会社ハウテレビジョン 2024年3月11日公表資料)

出典: 株式会社ハウテレビジョン「株式会社ログリオの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年03月11日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

売上五千七百万円の会社に、二億三千万円の値段が付いています。売上の四倍ほどです。

直前の期で赤字から黒字へ戻した会社です。前の期は一千二百万円の営業損失でした。

買い手が見ているのは一期の数字ではなく、その領域を自分で立ち上げる手間との比較です。

中小企業の譲渡でも、買い手は自分で作る場合の時間と費用と比べています。

自分で人を集めて育てるのに三年かかるなら、三年ぶんの時間に値段が付きます。

株主は個人一人で、持ち分は百四十一株の全部です。話す相手が一人なので段取りが早いです。

決議と契約が同じ日で、実行は三週間後の期初です。会計の区切りに合わせた日付です。

買ったあとに人の行き来と管理部門の共通化を計画すると書いてあります。統合の手順が先に決まっています。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。