CRGホールディングスは2024年4月30日、株式会社クレイリッシュの株式を取得して子会社化すると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | CRGホールディングス株式会社(7041・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (開示資料に個人株主として記載。当サイトの方針により氏名は再掲しない。対象会社の株式を100%保有) |
| 譲渡対象 | 株式会社クレイリッシュ(事業者向けの金融事業、動産のリース事業、売掛債権の売買事業) |
| 所在地 | 埼玉県さいたま市見沼区 |
| 手法 | 株式取得(子会社化) |
| 対価 | 取得価額 株式会社クレイリッシュの普通株式 900百万円、アドバイザリー費用等(概算額)61百万円、合計(概算額)961百万円。開示資料は、株式価値の算定を第三者機関へ依頼していると記載している |
| 日程 | 2024年4月30日 取締役会決議・契約締結・株式譲渡実行 |
取得株式数は1,980株です。取得前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0%)、取得後の所有株式数は1,980株(議決権の数1,980個、議決権所有割合100%)です。取得価額は、対象会社の普通株式が900百万円、アドバイザリー費用等(概算額)が61百万円、合計(概算額)が961百万円です。開示資料は、対象会社の株式価値の算定を第三者機関へ依頼していると記載しています(出典:CRGホールディングス株式会社 2024年4月30日公表資料)
対象会社は所在地が埼玉県さいたま市見沼区東大宮5丁目4番地2、事業内容が事業者向けの金融事業、動産のリース事業、売掛債権の売買事業、資本金が99百万円、設立が2001年7月5日です。経営成績は、売上高が305百万円、342百万円、414百万円、営業利益が79百万円、89百万円、122百万円、純資産が351百万円、384百万円、433百万円と記載されています(出典:CRGホールディングス株式会社 2024年4月30日公表資料)
開示資料は、買い手グループが人材派遣紹介事業を主力とするヒューマンリソースサービス、採用・事務代行や製造請負等のアウトソーシングサービス、業務のデジタル化・自動化をサポートするITソリューションサービス等を展開する総合人材サービス企業であることを記載しています。
買い手グループは、シニア、女性、グローバル人材といった潜在労働力の活用促進や、障がいをお持ちの方の雇用機会の創出や処遇の確保・改善にも注力しており、専門的なサービス領域の拡充として通訳・翻訳サービスに加え、グローバル展開を検討されている企業のサポートも新規事業として開始しているとされています。
出典: CRGホールディングス株式会社「株式会社クレイリッシュの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年04月30日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
売上も営業利益も三期続けて伸びている会社です。
売上四億円に対して営業利益が一億二千万円。利益率がかなり高い事業です。
そこに九億円が付いています。純資産四億三千万円の二倍を超えます。
人材サービスの会社が、金融の会社を買っています。本業とは別の領域です。
派遣では、給与の支払いが先に来て入金が後になります。資金が要る事業です。
売掛債権を扱う会社を持てば、そこを自社でまわせます。
中小企業の譲渡でも、買い手の本業と離れていることは珍しくありません。
自社に足りない機能を埋めるために買う、という動きです。