東宝は2024年5月23日、株式会社サイエンスSARUの株式を取得して子会社化すると公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)東宝株式会社(9602・東証プライム)
譲渡(売り手)(開示資料に個人株主として記載。当サイトの方針により氏名は再掲しない。対象会社の株式を100%保有)
譲渡対象株式会社サイエンスSARU(アニメーション作品の製作及び制作、それに関連するライセンス等)
所在地東京都武蔵野市
手法株式取得(子会社化)
対価取得価額は当事者間の契約に基づき非公表。開示資料は、第三者による株式価値評価を実施し、この結果を参考に公正な価額で取得すると記載している
日程2024年5月23日 取締役会決議日・株式譲渡契約締結日/2024年6月19日 株式譲渡実行日(予定)

取得株式総数は100株(議決権の数100個)です。取得前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0%)、取得後の所有株式数は100株(議決権の数100個、議決権所有割合100%)です。取得価額は当事者間の契約に基づき非公表とされ、開示資料は第三者による株式価値評価を実施し、この結果を参考に公正な価額で取得すると記載しています。

対象会社は所在地が東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目1番1号、事業内容がアニメーション作品の製作及び制作、それに関連するライセンス等、資本金が200万円、設立が2013年2月4日です。経営成績は、売上高が850百万円、847百万円、1,403百万円、営業利益が27百万円、66百万円、428百万円、純資産が50百万円、59百万円、410百万円と記載されています(出典:東宝株式会社 2024年5月23日公表資料)

開示資料は目的について、買い手グループが2022年4月に策定した経営戦略において「企画&IP」「アニメーション」「デジタル」「海外」を成長戦略のキーワードとして、M&Aを含む成長に向けた投資の促進を打ち出していることを記載しています。

対象会社については、2013年に設立されたアニメスタジオで、卓越した制作能力を強みとしてこれまで数々のアニメシリーズ、映画作品を制作してきたこと、2017年公開の作品で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞し、世界最大規模のアニメ映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭では長編部門クリスタル賞を受賞したことが記載されています。

出典: 東宝株式会社「株式会社サイエンスSARUの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年05月23日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

直近期に売上が一・七倍、営業利益が六倍以上に伸びています。

資本金二百万円の会社で、純資産も直近で四億円まで積み上がりました。

伸びの頂点で譲渡した形です。買い手は一番高い数字を見ています。

中小企業の譲渡でも、どの時期に動くかが金額を大きく左右します。

ただし一期だけ跳ねた数字は、買い手も一時的なものかを調べます。

続く理由を説明できるかどうかで、評価に反映される度合いが変わります。

株主は個人一名で、全株を持っていました。話は早く進みます。

受賞歴が並べられています。作品の評価そのものが、会社の価値になる業種です。

この業種のM&A・事業承継のページを見る

この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)は東宝株式会社(9602・東証プライム)です。譲渡(売り手)は(開示資料に個人株主として記載。当サイトの方針により氏名は再掲しない。対象会社の株式を100%保有)です。譲渡対象は株式会社サイエンスSARU(アニメーション作品の製作及び制作、それに関連するライセンス等)です。
A.株式取得(子会社化)
A.取得価額は当事者間の契約に基づき非公表。開示資料は、第三者による株式価値評価を実施し、この結果を参考に公正な価額で取得すると記載している
A.2024年5月23日 取締役会決議日・株式譲渡契約締結日/2024年6月19日 株式譲渡実行日(予定)
A.本記事は東宝株式会社「株式会社サイエンスSARUの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年05月23日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。