ローツェは2024年6月24日、Nanoverse Technologies, Ltd. の第三者割当増資引受による連結子会社化を公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)ローツェ株式会社(6323・東証プライム)
譲渡(売り手)(第三者割当増資のため譲渡人はいない。対象会社が新株式を発行し、買い手が引き受ける)
譲渡対象Nanoverse Technologies, Ltd.(半導体製造装置の開発・製造・販売)
所在地アメリカ合衆国オレゴン州
手法第三者割当増資の引受けによる連結子会社化
対価取得価格 70,000,000ドル
日程2024年6月24日 取締役会決議日/2024年6月25日 第三者割当増資引受契約締結日(予定)/2024年6月26日 第三者割当増資引受実行日(予定)

取得株式数は186,179株、取得価格は70,000,000ドルです。異動後の所有株式数は186,179株(議決権所有割合33.00%)です。開示資料は、株式数が第三者割当増資を実施後の数であり、所有割合が対象会社が保有する自己株式(122,000株)を除く発行済み株式数に対するものであると注記しています(出典:ローツェ株式会社 2024年6月24日公表資料)

対象会社は所在地が7845 SW Cirrus Drive, Beaverton, Oregon 97008 USA、事業内容が半導体製造装置の開発・製造・販売、資本金が500ドル(第三者割当増資前の金額)、設立が2022年7月19日で、大株主はバルーンベース合同会社が60.19%、個人が39.81%です。経営成績は、売上高が15および52、営業損益が△521および△1,999、純資産が10,794および7,518と記載されています(出典:ローツェ株式会社 2024年6月24日公表資料)

開示資料は、対象会社が2022年の設立以降、今後の半導体製造プロセスにおいて有用となる技術の研究開発を続け複数の特許を保持していること、これら特許技術を組み合わせ今後成長が期待されるアドバンスドパッケージ分野において新たな半導体製造装置の開発を行い評価機を半導体メーカーへ納入する予定であること、開発中の装置には買い手製の搬送装置が採用されており買い手の顧客でもあることを記載しています。

開示資料は、対象会社が今後の研究開発及び運転資金等にかかる資金需要に対応するため第三者割当を実施することとしたこと、買い手が対象会社と買い手のコア技術、サービスネットワークを踏まえて引受けを決定したことを記載しています。

出典: ローツェ株式会社「Nanoverse Technologies, Ltd.の第三者割当増資引受による連結子会社化に関するお知らせ」(2024年06月24日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

設立から二年の会社に、七千万ドルが入ります。

株主から株を買うのではなく、会社が出す新株を引き受ける形です。

だから資金は会社に入り、研究開発と運転資金に使われます。

持ち分は三十三パーセントです。過半ではありません。

それでも連結子会社だと書いてあります。実質的な支配で判断されます。

中小企業でも、出資で入るか株を買うかで、会社に残るものが変わります。

株を買えば現金は元の株主へ。増資なら会社の中へ。

この会社は買い手の搬送装置を採用している取引先でもありました。

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この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)はローツェ株式会社(6323・東証プライム)です。譲渡(売り手)は(第三者割当増資のため譲渡人はいない。対象会社が新株式を発行し、買い手が引き受ける)です。譲渡対象はNanoverse Technologies, Ltd.(半導体製造装置の開発・製造・販売)です。
A.第三者割当増資の引受けによる連結子会社化
A.取得価格 70,000,000ドル
A.2024年6月24日 取締役会決議日/2024年6月25日 第三者割当増資引受契約締結日(予定)/2024年6月26日 第三者割当増資引受実行日(予定)
A.本記事はローツェ株式会社「Nanoverse Technologies, Ltd.の第三者割当増資引受による連結子会社化に関するお知らせ」(2024年06月24日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。