情報戦略テクノロジーは2025年2月13日開催の取締役会で、システムエンジニアリングサービスなどを手がける株式会社エー・ケー・プラスの株式を取得し子会社化することを決議したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社情報戦略テクノロジー(155A・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社エー・ケー・プラスの株主(個人3名・持分比率85%、10%、5%) |
| 譲渡対象 | 株式会社エー・ケー・プラス(システムエンジニアリングサービス、クラウドSI、運用保守アウトソーシング) |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 手法 | 株式譲渡(2回に分けて全株式を取得。第1回で議決権80.4%、第2回で残る19.6%) |
| 対価 | 普通株式(第1回取得)643,137千円、普通株式(第2回取得)156,862千円、助言費用等(概算)32,000千円、合計(概算)832,000千円 |
| 日程 | 取締役会決議 2025年2月13日/株式取得実行日(第1回)2025年2月14日(予定)/株式取得実行日(第2回)2025年5月31日(予定) |
取得株式数は102株で、取得後の議決権所有割合は100.0%になります。取得は2回に分けて行われ、第1回で議決権の80.4%、第2回で残る19.6%を追加取得すると記載されています(出典:株式会社情報戦略テクノロジー 2025年2月13日公表資料)
取得価額は、第1回取得が643,137千円、第2回取得が156,862千円、助言費用等の概算が32,000千円で、合計の概算は832,000千円です(出典:株式会社情報戦略テクノロジー 2025年2月13日公表資料)
取得価額は、買い手と対象会社から独立した外部専門家によるデューデリジェンスおよび株式価値評価の結果を勘案し、相手先と協議のうえ決定したと記載されています。
対象会社は2005年2月2日の設立で、資本金は1,100万円、所在地は東京都港区です。売り手は個人3名で、持分比率は85%、10%、5%です(出典:株式会社情報戦略テクノロジー 2025年2月13日公表資料)
中小企業の経営者は、どう読むか
全株を一度に買わず、二回に分けています。先に支配権を得て、残りは数か月後です。
分けて買う理由はいくつかあります。引き継ぎの間だけ売り手に株を残す、資金の出し方を分ける、などです。
売り手の側から見ると、全額を受け取るのが先に延びます。二回目が確実に実行されるかを契約で押さえます。
一回目と二回目で、一株あたりの金額が同じかどうかは確かめます。違うなら、その理由を聞きます。
外部の専門家による評価を経たと書かれています。身内だけで決めた価格でないことを示す手順です。