キユーピーとアヲハタは2025年7月3日、キユーピーを株式交換完全親会社、アヲハタを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを両社の取締役会で決議し、株式交換契約を締結したと公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)キユーピー株式会社(2809・東証プライム)
譲渡対象アヲハタ株式会社(証券コード2830・東証スタンダード)(食品製造)
所在地広島県
手法株式交換(キユーピーを完全親会社、アヲハタを完全子会社とする。買い手側は会社法第796条第2項に基づく簡易株式交換)
対価対価は買い手の株式(株式交換契約による)
日程両社取締役会決議・株式交換契約締結 2025年7月3日/アヲハタ臨時株主総会 2025年9月25日(予定)/上場廃止 2025年10月30日(予定・最終売買日10月29日)/効力発生日 2025年11月1日(予定)

開示資料によれば、本株式交換は2025年9月25日開催予定のアヲハタの臨時株主総会の承認を得た上で行われ、キユーピーにおいては会社法第796条第2項の規定に基づく簡易株式交換の手続きにより、株主総会の決議による承認を得ずに行われる予定です。効力発生日は2025年11月1日の予定です(出典:キユーピー株式会社・アヲハタ株式会社 2025年7月3日公表資料)。

また、効力発生日に先立ち、アヲハタ株式は東京証券取引所スタンダード市場において2025年10月30日付で上場廃止となる予定で、最終売買日は2025年10月29日とされています。

出典: キユーピー株式会社(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「キユーピー株式会社によるアヲハタ株式会社の完全子会社化に関する株式交換契約締結(簡易株式交換)のお知らせ」(2025年07月03日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

対価が現金ではなく買い手の株式である「株式交換」です。上場している子会社を完全子会社にして、上場をやめる場面で使われます。

売り手側の株主は、現金ではなく買い手の株式を受け取ります。会社を離れて現金を得る譲渡とは、その後の立場が変わります。非上場の会社の承継でも、対価の形は最初に確認しておく点です。

手続きの日程が細かく示されています。取締役会の決議から効力発生まで数か月を要しており、株主総会や上場廃止の手順が間に入ります。会社の規模や方法によって、決めてから終わるまでの期間は大きく変わります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。