システム開発と技術者派遣のディ・アイ・システムは2025年12月23日、山口県下松市で技術者派遣とシステムのコンサルティング・構築開発を営む株式会社エム・アイ・シーの全株式を個人株主から取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ディ・アイ・システム(4421・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社エム・アイ・シー(技術者派遣業、情報システムのコンサルティング・構築開発) |
| 所在地 | 山口県下松市 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主から全株式200株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 普通株式 200百万円、アドバイザリー費用等(概算)26百万円、合計(概算)226百万円 |
| 日程 | 取締役会決議 2025年12月23日/契約締結・実行 2026年1月1日(予定) |
開示資料によれば、エム・アイ・シーは1991年4月設立、資本金10,000千円で、直近3期の売上高は117百万円、113百万円、131百万円、営業利益は6百万円、9百万円、17百万円です。取得株式数は200株で、取得価額は普通株式200百万円とアドバイザリー費用等の概算26百万円、契約締結と実行は2026年1月1日の予定です(出典:株式会社ディ・アイ・システム 2025年12月23日公表資料)。
ディ・アイ・システムは、全国に事業拠点を増やすうえで、事業実績を持つ企業がグループに合流するほうが効率的に拠点展開と体制強化ができるとし、西日本の拠点網に山口県を加える文脈で本件を位置づけています。
中小企業の経営者は、どう読むか
地方の小規模なIT会社が、拠点を広げたい上場企業に迎え入れられた例です。買い手にとっては新しい拠点を一から作るより、地域で実績のある会社を承継するほうが早いという判断です。
売上が小さくても、地域と技術者の体制に価値が置かれています。地方のIT会社の承継では、地元の顧客と技術者の定着が評価の中心になります。