ITソリューションのアクモスは2026年1月15日、保険・証券・銀行などの金融機関向けにシステムエンジニアリングサービスを提供する株式会社システムズサービスの全株式を個人株主から取得し、完全子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | アクモス株式会社(6888・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社システムズサービス(システムエンジニアリングサービス(保険・証券・銀行などの金融機関向け)) |
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主から全株式200株を取得し、完全子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に「株式譲渡契約書に基づき開示を控える」と記載) |
| 日程 | 取締役会決議・契約締結 2026年1月15日/株式譲渡実行 2026年1月29日 |
開示資料によれば、システムズサービスは1999年2月設立、資本金20百万円で、直近3期の営業利益は12百万円、16百万円、15百万円です。取得株式数は200株で、取得価額は株式譲渡契約に基づき非開示、実行は2026年1月29日です(出典:アクモス株式会社 2026年1月15日公表資料)。
アクモスは、中期経営計画でグループ売上高の目標を掲げて事業投資を進めており、首都圏でM&Aを進めるなかで、対象会社が創業以来、金融機関向けのシステム開発を中心にサービスを提供してきたことを取得の理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
創業者一家が株式の大半を持つSES会社が、同業の上場企業に迎え入れられた例です。金融機関という特定の顧客層で積み上げた実績が、規模より重く評価されています。
残りの少数株主の株式も実行日までに取得する設計です。株式が分散している会社では、全株式をそろえる段取りを買い手側が整えることがあります。