エンジニアリングサービスなどを手がけるソーバルは2026年2月3日、Webシステムを中心にソフトウェア開発・受託事業を営む株式会社理創の株式を取得し、子会社化したことを公表しました。取締役会決議は2025年12月11日、契約締結と実行は同年12月16日です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | ソーバル株式会社(2186・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社理創(ソフトウェア開発・受託事業(Webシステム中心のSES)) |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 手法 | 株式譲渡(株式580株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 株式取得価額 187,808千円、アドバイザリー費用等 28,800千円、合計 216,608千円 |
| 日程 | 取締役会決議 2025年12月11日/契約締結・実行 2025年12月16日/みなし取得日 2026年2月28日(予定) |
開示資料によれば、理創は1985年4月設立、資本金29,000千円で、直近3期の売上高は346,655千円、344,949千円、340,568千円、営業利益は20,519千円、▲998千円、13,743千円です。取得株式数は580株で、取得価額は株式取得価額187,808千円とアドバイザリー費用等28,800千円の合計216,608千円です(出典:ソーバル株式会社 2026年2月3日公表資料)。
ソーバルは、設立から40年にわたり大手企業から長期の信頼を得てきた理創の技術力と、自社グループの人材を核とした事業運営が結びつくことを取得の理由に挙げています。
出典: ソーバル株式会社(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「株式会社理創の株式取得(子会社化)のお知らせ」(2026年02月03日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
業歴の長い小規模なソフトウェア会社が、技術者を最大の資源と位置づける上場企業に迎え入れられた例です。売上の規模より、取引先との継続的な関係と技術者の定着が評価されています。
取得価額と助言の費用が分けて開示されています。営業損益が赤字の期を含む会社でも、第三者の調査を経て価額が決められたことが開示から読み取れます。