レストラン事業を展開するワイズテーブルコーポレーションは2026年3月9日、東京都千代田区の株式会社山の上ホテルの全株式を取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ワイズテーブルコーポレーション(2798・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社山の上ホテル(飲食店の経営) |
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 手法 | 株式譲渡(全株式1,360株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 株式取得価額 289百万円、取得コスト(概算)15百万円 |
| 日程 | 取締役会決議・契約締結 2026年3月9日/実行 2026年3月31日(予定) |
開示資料によれば、山の上ホテルは1953年12月設立、資本金3,600万円で、事業内容は飲食店の経営です。株主と業績は先方の希望により非開示で、取得株式数は1,360株、取得価額は株式取得価額289百万円と取得コストの概算15百万円、実行は2026年3月31日の予定です(出典:株式会社ワイズテーブルコーポレーション 2026年3月9日公表資料)。
ワイズテーブルコーポレーションは、訪日客の増加でインバウンド需要の拡大が見込まれるなかで、和食事業を成長戦略の重点分野と位置づけ、既存業態の強化と業態の幅を広げることを取得の背景に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
歴史のある名前を持つ会社が、飲食を主とする事業会社に引き継がれる例です。屋号や建物の記憶そのものが、買い手にとっての価値になることがあります。
業績と株主を非開示にしたまま取得価額だけが示されています。開示の範囲は売り手の意向で決まる部分が大きく、公表される項目の多寡は案件ごとに異なります。