LINEヤフーは2026年8月28日、連結子会社であるLINE MAN CORPORATION PTE. LTD.(LMWN)の株式の追加取得について、完了時期を変更すると公表しました。親会社であるソフトバンクも同日、同じ内容を公表しています。

開示された事実

譲受(買い手)LINEヤフー株式会社(4689・東証プライム)
譲渡(売り手)(追加取得のうち既に完了した2件の売り手は、LMWNの既存株主およびCommercial Alliance L.P.。今回延期となったのはLMWNへの増資のため、売り手は存在しない)
譲渡対象LINE MAN CORPORATION PTE. LTD.(LMWN。すでにLINEヤフーの連結子会社)(フードデリバリー等のプラットフォーム)
所在地タイ
手法連結子会社に対する追加取得(既存株主からの株式取得2件と、対象会社への増資1件の組み合わせ)。今回の変更は増資部分の完了時期
対価完了済み:既存株主からの取得(取得価額USD39M)、Commercial Alliance L.P.からの取得(取得株式数4,780,115株、取得価額USD50M)。今回延期:LMWNへの増資(取得株式数12,428,298株、出資金額USD130M)
日程2026年8月中に実施予定だった増資を、2026年10月末までに完了する予定へ変更

開示資料によれば、LMWNへの増資(取得株式数12,428,298株、出資金額USD130M)は2026年8月中に実施する予定でしたが、増資に関連した契約の締結に向けた契約当事者間での調整に時間を要しているため、2026年10月末までに完了する予定へと見直すこととなりました(出典:LINEヤフー株式会社 2026年8月28日公表資料)。

LINEヤフーは2025年9月30日付でLMWNを既に連結子会社としており、追加取得のうち、既存株主からの株式取得(取得価額USD39M)とCommercial Alliance L.P.からの株式取得(取得株式数4,780,115株、取得価額USD50M)は本開示日時点において完了しています(出典:LINEヤフー株式会社 2026年8月28日公表資料)。

LMWNは既に連結子会社であるため、追加取得の完了時期の変更による当期連結業績に与える影響は軽微であると見込まれるとされています。

出典: LINEヤフー株式会社(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「(経過開示)連結子会社(LINE MAN CORPORATION PTE. LTD.)の株式取得の完了時期の変更に関するお知らせ」(2026年08月28日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

子会社化そのものは、すでに一年近く前に終わっています。今回動いているのは、そのあとの持ち分を増やす部分です。会社を手に入れる取引と、持ち分を厚くする取引は別の段取りで進みます。

追加取得が三つに分かれています。既存株主から買う、別の投資家から買う、そして会社に新しくお金を入れる。前の二つは終わり、三つめだけが遅れています。

遅れた理由は契約の調整です。相手が複数いる取引は、全部が同じ日に揃うとは限りません。先に終わるものと、後になるものが出ます。

中小企業の譲渡でも、株主が複数いれば同じ形になります。全員から同時に買えないときは、誰から先に買うか、残りはいつまでに買うかを先に決めておきます。決めていないと、途中で止まったときに持ち分が中途半端なまま残ります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。