AIサービスを手がけるエクサウィザーズは2026年9月8日、経営・業務コンサルティングと有料職業紹介・労働者派遣を行う株式会社ele&companyの株式を取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社エクサウィザーズ(4259・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社ele&company(経営・業務コンサルティング、有料職業紹介、労働者派遣) |
| 所在地 | 東京都中央区 |
| 手法 | 株式譲渡(株式を取得し、子会社化) |
| 対価 | 取得価額の合計 704百万円(うちアドバイザリー費用等 4百万円) |
| 日程 | 取締役会決議 2026年9月8日/契約締結・株式譲渡実行 2026年9月中(予定) |
開示資料によれば、ele&companyは2024年4月設立、資本金500万円(準備金を含む)で、設立から3期の売上高は12,347,944円、205,313,120円、395,867,137円、営業利益は1,216,380円、25,823,996円、55,288,410円と推移しています。取得価額の合計は704百万円(アドバイザリー費用等4百万円を含む)で、取得後も現在の代表取締役が経営を続けるとしています(出典:株式会社エクサウィザーズ 2026年9月8日公表資料)。
エクサウィザーズは取得の理由として、生成AIの普及で個社ごとのAI開発の需要が高まるなか、顧客の業務現場に入り込む現場伴走型のコンサルティング機能を組み合わせることを挙げています。
出典: 株式会社エクサウィザーズ(TDnet適時開示)「株式会社ele&companyの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年09月08日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
設立から二年ほどの会社が、上場企業の子会社になった例です。業歴の長さより、買い手の戦略に必要な機能(現場に入るコンサルティングと人材の体制)を持っているかが評価されています。
現在の経営者が取得後も経営を続けることが公表されています。買い手が経営者の継続を前提にしている案件では、経営者の役割と期間が条件の中心になります。
取得価額とアドバイザリー費用が分けて開示されています。買い手側の調査・助言の費用は、価額とは別に計上されます。