イルグルムは2026年10月1日、自社を存続会社、完全子会社であるアタラ株式会社を消滅会社とする吸収合併の効力が発生し、合併が完了したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社イルグルム(吸収合併存続会社)(3690・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (完全子会社との合併のため、社外の売り手は存在しない) |
| 譲渡対象 | アタラ株式会社(吸収合併消滅会社。2026年7月1日にイルグルムが全株式を取得して完全子会社化していた)((開示資料に事業内容の記載なし)) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 吸収合併(簡易・略式合併。完全子会社を消滅会社とする) |
| 対価 | (完全子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容を一部省略すると記載) |
| 日程 | 2026年7月1日 アタラの全株式を取得し完全子会社化/2026年7月10日 吸収合併の基本合意を公表/2026年8月5日 吸収合併契約の締結/2026年10月1日 効力発生・合併完了 |
開示資料には、2026年7月1日にアタラの全株式を取得して完全子会社化し、2026年7月10日付で吸収合併の基本合意を公表、2026年8月5日付で吸収合併契約を締結したと記載されています(出典:株式会社イルグルム 2026年10月1日公表資料)
本合併は完全子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容を一部省略していると記載されています。
株式を取得してから合併までが三か月です。買ってすぐに本体へ取り込む形です。
合併の目的は、2026年7月1日の完全子会社化に続くものとして記載されています。
出典: 株式会社イルグルム(TDnet適時開示)「(開示事項の経過)完全子会社の吸収合併(簡易・略式合併)の完了に関するお知らせ」(2026年10月01日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
買ってから三か月で、本体に吸収しています。会社として残さない判断です。
別会社のまま残すか、合併して一つにするかは、買ったあとの選択です。
中小企業の譲渡でも、買い手が「残すつもりか、吸収するつもりか」は大きな違いです。社名も雇用契約も変わります。
売り手にとっては、譲ったあとの話です。それでも、従業員に説明する責任は残ります。
合併すると、消えた会社の許認可は引き継ぎの手続が要ります。先に確かめます。