EduLabは2023年11月22日、サクセススペース株式会社(SS社)と有限会社システムサポートアンドコンサルティング(SAC社)の株式を取得して子会社化することを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社EduLab(4427・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | サクセススペース株式会社の株主(持株比率100%の個人1名)ほか |
| 譲渡対象 | サクセススペース株式会社(SS社)、有限会社システムサポートアンドコンサルティング(SAC社)(SS社はテストセンター運営業務、SAC社は主にSS社の管理業務) |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷(SS社) |
| 手法 | 株式譲渡(2社の株式をあわせて取得し、いずれも議決権所有割合100.0%として子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料は、相手先との秘密保持義務により非公開としたうえで、経営成績・財政状況および複数の外部専門家による財務・法務デューデリジェンスの結果を総合的に勘案し、相手方と協議のうえ取締役会で妥当と判断して決定したと記載。あわせて取得価額は買い手の連結純資産の15%未満とも記載) |
| 日程 | 2023年11月22日 取締役会決議・契約締結/2023年12月25日(予定) 株式譲渡実行日 |
取得株式数はSS社が50株(議決権の数50個)、SAC社が160株(議決権の数160個)で、いずれも異動前は0株(議決権所有割合0%)、異動後の議決権所有割合は100.0%です(出典:株式会社EduLab 2023年11月22日公表資料)
取得価額は非開示です。開示資料は、相手先との秘密保持義務により非公開としたうえで、公平性・妥当性を確保するために経営成績、財政状況および複数の外部専門家による財務・法務デューデリジェンスを実施した結果を総合的に勘案し、相手方と協議のうえ取締役会で妥当と判断して決定したと記載しています。あわせて、取得価額は買い手の連結純資産の15%未満になるとしています(出典:株式会社EduLab 2023年11月22日公表資料)
開示資料は、買い手の子会社がSS社のテストセンター運営業務を受託していること、SS社の株主が買い手の子会社に在籍していることを、対象会社との関係として記載しています。
SS社は2013年5月7日設立、所在地は東京都渋谷区渋谷、資本金は500千円です。SAC社は主にSS社の管理業務を担っていると記載されています(出典:株式会社EduLab 2023年11月22日公表資料)
日程は、取締役会決議日と契約締結日が2023年11月22日、株式譲渡実行日が2023年12月25日(予定)です。
出典: 株式会社EduLab「サクセススペース株式会社及び有限会社システムサポートアンドコンサルティングの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2023年11月22日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
もともと取引のあった相手を買っています。買い手の子会社が、この会社から業務を受けていた関係です。
仕事を出している先、受けている先は、買い手にも売り手にもなり得ます。付き合いがあるぶん、中身の調査は早く終わります。
ただし関係が近いと、価格の決め方を外から見えるようにしておく必要が出てきます。開示資料も、外部の専門家を複数入れたことをわざわざ書いています。
対象会社の株主が、買い手側の会社に在籍していると書かれています。こうした人の重なりは、契約の前に文書で明らかにしておく論点です。
二社をまとめて買っています。事業の会社と、その管理を担う会社が別になっているときは、片方だけ買っても回りません。
片方は資本金が小さく、片方は有限会社です。器の形や大きさは、事業の価値とは別のことです。