ジェイフロンティアは2024年1月12日、株式会社グリフィスの株式取得(子会社化)を公表しました。開示資料は、買い手グループがオンライン診療のプラットフォームの拡大と、自社オリジナル医薬品・健康食品・化粧品の販売に取り組んでいると記載しています。

開示された事実

譲受(買い手)ジェイフロンティア株式会社(2934・)
譲渡(売り手)対象会社の株主(持株比率100%の個人1名)
譲渡対象株式会社グリフィス(物流業務の受託及びコンサルティング)
所在地東京都千代田区神田錦町
手法株式譲渡(議決権所有割合40.0%を取得。取締役会における構成員の過半数を買い手から派遣するため連結子会社となる予定と記載)
対価取得価額 125,400,000円
日程2024年1月12日 取締役会決議日・株式譲渡契約締結日/2024年1月31日(予定) 株式譲渡実行日

異動前の所有株式数は0株、取得株式数は88株(議決権の数88個)、取得価額は125,400,000円、異動後の所有株式数は88株(議決権所有割合40.0%)です(出典:ジェイフロンティア株式会社 2024年1月12日公表資料)

対象会社は、所在地が東京都千代田区神田錦町、事業内容が物流業務の受託及びコンサルティング、資本金が11百万円、設立年月日が2020年9月29日です。大株主及び持株比率は個人1名が100%と記載されています(出典:ジェイフロンティア株式会社 2024年1月12日公表資料)

対象会社の純資産は2021年6月期△37,607千円、2022年6月期△18,877千円、2023年6月期△17,184千円、総資産は同じ順に709,535千円、698,845千円、739,708千円と記載されています(出典:ジェイフロンティア株式会社 2024年1月12日公表資料)

開示資料は、本株式取得が予定通り実行された場合、対象会社に対する買い手の議決権所有割合は40%となるものの、対象会社の取締役会における構成員の過半数を買い手から派遣するため、対象会社は2024年5月期第3四半期より買い手の連結子会社となる予定と記載しています。あわせて、本件に伴い第3四半期よりのれんが計上されるが、その影響は償却費も含めて軽微であり業績予想の修正は生じないとしています(出典:ジェイフロンティア株式会社 2024年1月12日公表資料)

日程は、取締役会決議日と株式譲渡契約締結日が2024年1月12日、株式譲渡実行日が2024年1月31日(予定)です。

出典: ジェイフロンティア株式会社「株式会社グリフィスの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年01月12日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

議決権は過半に届いていないのに、子会社になります。取締役会の過半を送るので、実際に動かせるという理由です。

株を半分以上持つことと、会社を動かせることは別です。中小企業の一部譲渡でも、ここが条件の中心になります。

逆から見れば、株を四割渡しただけで経営は相手に移る形もあるということです。渡すのは株だけではありません。

役員を誰が送るのかは、株式の割合とは別に契約で決めます。株主間の取り決めに必ず入る項目です。

対象会社は三期とも純資産がマイナスです。債務超過でも、売買は成立します。

総資産は七億円前後で、純資産との差が大きい作りです。何でその資産を持っているのかを見るところです。

設立から数年の会社です。歴史の浅い会社では、過去の数字よりも取引先との契約が中身になります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。