オークネットは2024年2月14日、株式会社デファクトスタンダード及びJOYLAB株式会社の株式取得(子会社化)を公表しました。開示資料は、買い手グループが中古車・中古デジタル機器・ブランド品などの二次流通をオンラインオークションを通して担っており、ライフスタイルプロダクツ部門でB to Bオークションを主体としたブランド品の二次流通サービスを提供していると記載しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社オークネット(3964・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | BEENOS株式会社(デファクトスタンダードの株式100%を保有) |
| 譲渡対象 | 株式会社デファクトスタンダード・JOYLAB株式会社(ブランド・アパレル品の買取販売、買取サイトの運営、サイトを通じたブランド・時計・アパレル・アクセサリー等の販売) |
| 所在地 | 東京都大田区平和島 |
| 手法 | 株式譲渡(2社の所有割合をいずれも100.0%取得して子会社化) |
| 対価 | 取得価額は約29億円。開示資料は、この金額が2社が保有する譲渡対象株式の株式価値として合意した金額であり、最終的な取得価額は本株式譲渡契約に定める価格調整等を経て決定されると記載 |
| 日程 | 2024年2月14日 取締役会決議・契約締結日/2024年4月30日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個・所有割合0%)、取得株式数はデファクトスタンダードが8,674,984株(議決権の数8,674,984個)、JOYLABが400株(議決権の数400個)で、異動後はいずれも所有割合100.0%です。取得価額は約29億円で、この金額は2社が保有する譲渡対象株式の株式価値として合意した金額であり、最終的な取得価額は本株式譲渡契約に定める価格調整等を経て決定されると記載されています(出典:株式会社オークネット 2024年2月14日公表資料)
デファクトスタンダードは、所在地が東京都大田区平和島、事業内容がブランド・アパレル品の買取販売、買取サイトの運営、サイトを通じたブランド・時計・アパレル・アクセサリー等の販売、資本金が100百万円(2023年9月末)、設立年月日が2004年4月27日です。大株主及び持株比率はBEENOS株式会社が100%と記載されています(出典:株式会社オークネット 2024年2月14日公表資料)
デファクトスタンダードの単体の純資産は2021年9月期3,260百万円、2022年9月期3,269百万円、2023年9月期1,566百万円と記載されています(出典:株式会社オークネット 2024年2月14日公表資料)
買い手との資本関係・人的関係・取引関係は、いずれも該当事項がないと記載されています。
日程は、取締役会決議と契約締結日が2024年2月14日、株式譲渡実行日が2024年4月30日(予定)です。本件株式取得による当連結会計年度の買い手業績への影響は現在精査中と記載されています。
出典: 株式会社オークネット「株式会社デファクトスタンダード及びJOYLAB株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年02月14日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
値段が、契約を結んだ時点では確定していません。あとで調整して決める形です。
中小企業の譲渡でも同じ調整はよく入ります。会社に残る現金や運転資金の増減で、受け取る額が動きます。
だから、何を調整するのかを契約に書いておきます。書いていないと、引き渡しの直前に金額の話が蒸し返されます。
対象会社の純資産は、直前の期に半分以下に減っています。何が起きたのかを分けて見るところです。
売り手は上場会社で、子会社を手放す形です。グループの中で置き場所が変わる話です。
買い手は同じ二次流通の会社で、売り方が違います。買う側は企業間の取引、買う相手は消費者からの買取です。
買取の商売は、売る人がどれだけ来るかで成り立ちます。買う側が見るのは、客の集め方とその続き方です。
契約から実行まで二か月半あります。日程の長さは、片付ける条件の数に比例します。