プラスアルファ・コンサルティングは2024年2月14日、Attack株式会社の株式取得を公表しました。開示資料は、対象会社が企業向けに採用コンサルティング事業を展開し、プロジェクトマネジメント型の採用支援サービスを提供していると記載しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社プラスアルファ・コンサルティング(4071・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主(個人1名。持株比率100.0%。所在地は株式取得先の要望により非開示と記載) |
| 譲渡対象 | Attack株式会社(採用コンサルティング事業 他) |
| 所在地 | 東京都品川区北品川 |
| 手法 | 株式譲渡(議決権所有割合100%を取得して連結子会社化) |
| 対価 | 取得価額は普通株式80百万円、アドバイザリー費用等(概算額)20百万円、合計(概算額)100百万円 |
| 日程 | 2024年2月14日 取締役会決議日・契約締結日・株式取得日(予定) |
取得前の所有株式数は0株(議決権の数0個・議決権所有割合0%)、取得株式数は550株(議決権の数550個)、取得後は550株(議決権所有割合100%)です。取得価額は普通株式80百万円、アドバイザリー費用等(概算額)20百万円、合計(概算額)100百万円です(出典:株式会社プラスアルファ・コンサルティング 2024年2月14日公表資料)
対象会社は、所在地が東京都品川区北品川、事業内容が採用コンサルティング事業他、資本金が15,000千円、設立年月日が2016年4月です。大株主及び持株比率は個人1名が100.0%と記載されています(出典:株式会社プラスアルファ・コンサルティング 2024年2月14日公表資料)
対象会社の純資産は2021年9月期4百万円、2022年9月期△4百万円、2023年9月期△6百万円、総資産は同じ順に49百万円、60百万円、46百万円、売上高は119百万円、156百万円、169百万円、営業利益は2百万円、△8百万円、△5百万円と記載されています(出典:株式会社プラスアルファ・コンサルティング 2024年2月14日公表資料)
買い手との資本関係・人的関係・取引関係は、いずれも該当事項がないと記載されています。株式取得の相手先は個人1名で、所在地は株式取得先の要望により非開示とされています。
日程は、取締役会決議日・契約締結日・株式取得日(予定)がいずれも2024年2月14日です。本件株式取得により2024年3月31日をみなし取得日として対象会社は買い手の連結子会社となり、2024年9月期第2四半期については貸借対照表のみを連結する予定と記載されています。
出典: 株式会社プラスアルファ・コンサルティング「Attack株式会社の株式取得に関するお知らせ」(2024年02月14日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
対象会社は直近の二期が純資産マイナスです。債務超過でも、売買は成立します。
売上は三期で伸びているのに、営業損益は赤字です。伸ばすために使っている段階ということが数字に出ています。
買う側が見ているのは今の利益ではなく、伸びている売上と、その中身ということになります。
値段のうち専門家への費用が四分の一あります。金額が小さい案件ほど、この割合は大きくなります。
決議と契約と株式の取得が同じ日です。段取りが先に固まっていたことが、この間隔に出ています。
連結に入れる日を、実際の取得日ではなく期末に合わせる形が使われています。数字の取り込みは、買った日とは別です。
株主が一人だけで、代表者でもあります。その人が抜けたあと事業が回るのかを確かめる論点です。
採用支援は、顧客企業の採用計画に連動する仕事です。買う側が見るのは、その契約が続くかどうかです。