SIGグループは2024年2月29日、株式の取得(子会社化)を公表しました。開示資料は、買い手が長期ビジョンのもとで全国への拠点展開を進め営業・製造・保守・サービス事業の拡大を実現していること、対象会社が2001年の創立以来、顧客のITライフサイクルの各工程に合わせた人材・サービスを提供していることを記載しています。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社SIGグループ(4386・)
譲渡(売り手)株式会社アクロホールディングス(対象会社の株式100.0%を保有)
譲渡対象ユー・アイ・ソリューションズ株式会社(システム開発、システム構築、システム運用)
所在地東京都中央区日本橋本町
手法株式譲渡(議決権所有割合100.0%を取得して子会社化)
対価取得価額は普通株式400百万円、デューデリジェンス費用等(概算額)3百万円、合計(概算額)403百万円
日程2024年2月29日 取締役会決議日・契約締結日・株式取得日

取得前の所有株式数は0株(議決権の数0個・議決権所有割合0%)、取得株式数は200株(議決権の数200個)、取得後は200株(議決権の数200個・議決権所有割合100.0%)です。取得価額は普通株式400百万円、デューデリジェンス費用等(概算額)3百万円、合計(概算額)403百万円です(出典:株式会社SIGグループ 2024年2月29日公表資料)

対象会社は、所在地が東京都中央区日本橋本町、事業内容がシステム開発・システム構築・システム運用、資本金が10,000千円、設立年月日が2001年7月17日です。大株主及び持株比率は株式会社アクロホールディングスが100.0%と記載されています(出典:株式会社SIGグループ 2024年2月29日公表資料)

対象会社の純資産は2020年12月期216百万円、2021年12月期234百万円、2022年12月期287百万円、総資産は同じ順に322百万円、335百万円、420百万円と記載されています(出典:株式会社SIGグループ 2024年2月29日公表資料)

買い手との資本関係・人的関係・取引関係は、いずれも該当事項がないと記載されています。

日程は、取締役会決議日・契約締結日・株式取得日がいずれも2024年2月29日です。本件株式取得により対象会社は2024年3月期末より買い手の連結子会社となり、2024年3月期の連結業績に与える影響は軽微と記載されています。

出典: 株式会社SIGグループ「株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年02月29日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

売り手が持株会社です。株主が一つなので、合意を集める相手は一人です。

持株会社を使って株を一つにまとめておくと、譲るときの手続きは軽くなります。中小企業の承継でも同じことが言えます。

決議・契約・取得が同じ日です。段取りが先に固まっていたことが、この間隔に出ています。

値段は、株の代金と調査の費用を分けて示しています。買うのにいくらかかるのかを分けて見せる形です。

調査の費用が代金の一%ほどです。金額が大きいほど、この割合は小さくなります。

対象会社は純資産が三期で積み上がっています。安定して利益を残してきた形が、この並びに出ています。

値段が純資産の一.四倍ほどです。資産の積み上がりに、少し上乗せした水準ということになります。

受託開発は、設計できる人で成り立つ仕事です。買う側が見るのは、技術者が残るかどうかです。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。