ハイブリッドテクノロジーズは2024年7月16日、ドコドア株式会社の株式を取得して子会社化すると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(4260・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (開示資料は、個人がその他の株主7名から譲渡対象株式を取得することを前提に同氏から株式を取得すると記載している。当サイトの方針により氏名は再掲しない) |
| 譲渡対象 | ドコドア株式会社(Web制作・システム開発等) |
| 所在地 | 新潟県新潟市中央区 |
| 手法 | 株式取得(子会社化)。開示資料は、個人がその他の株主7名から譲渡対象株式を取得することを前提に、同氏から株式を取得すると記載している |
| 対価 | 取得価額 対象会社の株式取得 208百万円、アドバイザリー費用等 34百万円、合計(概算額)242百万円。開示資料は、記載されている取得価額が2024年7月17日の株式譲渡実行日に取得する発行済株式の80%の取得価額であると注記している |
| 日程 | 2024年7月16日 取締役会決議日/2024年7月17日 株式譲渡実行日 |
取得株式数は35,230株(議決権の数35,230個)です。異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0.0%)、異動後の所有株式数は35,230株(議決権の数35,230個、議決権所有割合100.0%)です。取得価額は、対象会社の株式取得が208百万円、アドバイザリー費用等が34百万円、合計(概算額)が242百万円です。開示資料は、記載されている取得価額が2024年7月17日の株式譲渡実行日に取得する発行済株式の80%の取得価額であり、将来的に取得する予定の残りは含まれていないと注記しています(出典:株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 2024年7月16日公表資料)
開示資料は、2024年7月17日に個人から発行済株式の80%に相当する28,184株を取得すること、同氏がその他の株主7名から譲渡対象株式を取得することを前提としていることを記載しています(出典:株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 2024年7月16日公表資料)
対象会社は所在地が新潟県新潟市中央区笹口一丁目2番地、資本金が10百万円、設立が2011年2月7日です。経営成績は、売上高が186,198千円、282,494千円、342,017千円、営業損益が681千円、△14,896千円、1,617千円、純資産が△1,622千円、△18,673千円、△93,919千円と記載されています(出典:株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 2024年7月16日公表資料)
開示資料は目的について、買い手が提供する「ハイブリッド型サービス」が日本人のプロジェクトマネージャー、ベトナムのIT人材、日本に常駐するベトナム人のブリッジエンジニアを柱に顧客のプロダクト開発を一気通貫で行う体制を備えていることを記載しています。
円安の進行など外部環境が大きく変動する中、ベトナム国内を中心とした開発体制に加え日本国内にも開発拠点を設けることでサービス提供体制を多様化すること、よりスピーディにローコストでシステム開発を行える体制や中小企業向けのDX支援サービスの需要に対応する体制の構築が重要となっていることが記載されています。
出典: 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ「ドコドア株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年07月16日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
株主が八名いた会社です。先に一人が全部を集めてから、買い手に渡しています。
買い手が八名それぞれと交渉するより、一人にまとめてもらうほうが早い。
中小企業の譲渡では、この「集約」が実務の山になることがあります。
株が親族や元役員に分散していると、全員の同意が要ります。
誰か一人が買い集める形にすると、その人の資金が必要になります。
買い手の代金で買い集める、という段取りにすることもあります。
この会社は純資産がマイナス九千四百万円の債務超過です。
それでも二億円が付いています。見ているのは国内の開発拠点です。