システムインテグレータは2025年1月31日、ソフトウェアの導入に伴うコンサルティングおよび開発を行う株式会社システム開発研究所の株式を取得し、子会社化することを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社システムインテグレータ(3826・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社システム開発研究所の株主(個人3名・持株比率80.8%、11.8%、7.4%) |
| 譲渡対象 | 株式会社システム開発研究所(ソフトウェアの導入に伴うコンサルティングおよび開発) |
| 所在地 | 大阪市中央区 |
| 手法 | 株式譲渡(全株式の取得・子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に「当事者間の守秘義務により非公表。適時開示基準に該当しない軽微基準の範囲内」と記載) |
| 日程 | 取締役会の決議 2025年1月31日/株式譲渡契約書の締結 2025年1月31日/株式取得の実行日 2025年3月3日(予定) |
取得前の所有株式数は0株、取得株式数は203株で、議決権所有割合は100.0%になります(出典:株式会社システムインテグレータ 2025年1月31日公表資料)
取得価額は当事者間の守秘義務により非公表とされ、適時開示基準に該当しない軽微基準の範囲内と記載されています。デューデリジェンスおよび第三者算定機関による株価算定の結果を踏まえ、当事者間で協議・交渉のうえ決定したとされています。
売り手は個人株主3名で、持株比率は80.8%、11.8%、7.4%です。いずれも買い手との資本関係・人的関係・取引関係はないと記載されています(出典:株式会社システムインテグレータ 2025年1月31日公表資料)
対象会社は1983年4月の設立で、資本金は32,000千円です(出典:株式会社システムインテグレータ 2025年1月31日公表資料)
中小企業の経営者は、どう読むか
株主が三人に分かれている会社です。全部の株を集めるには、全員の合意が要ります。
過半を持つ株主がいても、残りの株主が売らなければ全部取得にはなりません。譲渡を考えるなら、少数の株主の意向を先に確かめます。
価額の非開示は、金額が小さいからという意味ではありません。守秘義務と、開示が要る基準に届いていないことの両方が書かれています。
設立から四十年を超える会社です。長く続いた会社は、株主の構成が世代をまたいで複雑になりがちです。
第三者による株価算定を経たと書かれています。身内だけで決めた価格でないことを示す手順です。