印刷を起点にクリエイティブサービスを展開する日本創発グループは2025年9月25日、新潟市でシール・ラベル印刷を営む株式会社サンメックの全株式を個人株主から取得し、連結子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社日本創発グループ(7814・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社サンメック(シール・ラベル印刷業) |
| 所在地 | 新潟県新潟市 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主から全株式67,000株を取得し、連結子会社化) |
| 対価 | 普通株式 562百万円、アドバイザリー費用等 78百万円、合計 641百万円 |
| 日程 | 取締役会決議・契約締結 2025年9月25日/実行 2025年10月1日(予定) |
開示資料によれば、サンメックは1974年11月設立、資本金57百万円で、直近3期の売上高は2,227百万円、2,237百万円、2,078百万円、営業利益は76百万円、47百万円、29百万円です。取得株式数は67,000株で、取得価額は普通株式562百万円とアドバイザリー費用等78百万円の合計641百万円、実行は2025年10月1日の予定です(出典:株式会社日本創発グループ 2025年9月25日公表資料)。
日本創発グループは、対象会社がシール印刷という特殊な分野を中心に、品質と環境の認証を取得した設備で食品や化粧品など多様な業界向けに特殊印刷や小ロット・即時対応を提供していることを取得の理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
同族の株主が持つ地方の印刷会社が、印刷を起点とする上場グループに迎え入れられた例です。特殊な印刷分野に特化していることが、同業の大手にとって補完の価値になっています。
売上と利益が緩やかに減っている局面でも、取得価額が明示されています。設備と認証、顧客の業界の幅が、直近の損益より重く評価されたことが読み取れます。