ガーラは2026年8月28日、同社株式の売出しおよび公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為について公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | Megazone Corporation |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | Megazone Cloud Corporation(売出株式の所有者) |
| 譲渡対象 | 株式会社ガーラの普通株式4,495,581株(発行済株式総数に対する割合16.04%)(ネットサービス) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 市場外での相対取引による株式の売出し。公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為に該当 |
| 対価 | 1株につき、取引日の直前2か月間の各日の終値の平均に120%を乗じた価格(韓国の関連法令に基づく最大株主に係る割増評価を反映したもの)。本公表時点では未確定で、計算方法により記載 |
| 日程 | 2026年9月2日 申込期間/2026年9月3日 株式取得(予定)日 |
開示資料によれば、売出株式はガーラの普通株式4,495,581株で、発行済株式総数に対する割合は16.04%です。売出株式の所有者はMegazone Cloud Corporationで、売出方法はMegazone Corporationに対する市場外での相対取引です(出典:株式会社ガーラ 2026年8月28日公表資料)。
売出価格は、1株につき取引日の直前2か月間の各日の終値の平均に120%を乗じた価格とされ、韓国の関連法令に基づく最大株主に係る割増評価を反映したものと記載されています。本公表時点では確定していないため計算方法により記載されており、価格の確定後に有価証券通知書の変更通知書および訂正目論見書を提出する予定とされています。
申込期間は2026年9月2日、株式取得(予定)日は2026年9月3日です。総株主の議決権の数に対する割合16.04%は、ガーラの2026年6月30日現在の発行済株式総数28,024,900株に係る総株主の議決権の数280,215個を基準に、取得株式に係る議決権の数44,955個により算出されています(出典:株式会社ガーラ 2026年8月28日公表資料)。
中小企業の経営者は、どう読むか
市場を通さず、相手を決めて直接売っています。上場株でも、まとまった数を動かすときは市場外の相対取引になります。買う側も売る側も、相手が誰かを分かっている取引です。
価格の決め方に目を引く条項があります。直前二か月の終値の平均に、割増を乗せています。支配に近い株は、ばらばらに売られる株より高く評価されるという考え方が、制度として置かれている国があるということです。
中小企業の株には市場価格がありません。だから終値の平均という出発点も使えません。かわりに、同じ会社の株でも「何%を持つか」で価値が変わるという点は共通します。過半数を取れる株と、少しだけの株は、同じ一株でも重みが違います。
少数の持ち分を売るときは、この重みの差が不利に働きます。だから株が分散している会社は、譲渡の前に集めておくかどうかを先に考えます。