網屋は2026年8月31日、サイバーソリューションズとの資本業務提携の一環として、同社の普通株式382,650株を取得すると公表しました。サイバーソリューションズも同日、網屋との資本業務提携に関する開示を行っています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社網屋(4258・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | ACAセカンダリーズ1号投資事業有限責任組合 |
| 譲渡対象 | サイバーソリューションズ株式会社の普通株式382,650株(発行済株式総数(自己株式を除く)の2.41%)(コミュニケーションソリューション事業、セキュリティソリューション事業) |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 手法 | 市場外の相対取引による株式取得。資本業務提携の一環で、両社が双方の株式を保有する形 |
| 対価 | 取得価額は1株1,098円、総額420百万円。取得価額は決議日の直前営業日から1か月遡った期間(2026年7月29日から2026年8月28日まで)の終値の平均値を算定して決定 |
| 日程 | 2026年8月31日 取締役会決議・株式譲渡契約の締結/2026年9月 譲渡の実行・株式振替完了(予定) |
網屋は、サイバーソリューションズの株式を取得し両社で双方の株式を保有することで、ソリューション、サービス等を相互に補う両社の関係をこれまで以上に強固なものとするためと説明しています。
取得価額は1株1,098円、総額420百万円で、取得後の網屋の保有株式数は382,650株、保有割合は2.41%となる見込みです。取得価額は、本株式取得の決議日の直前営業日から1か月遡った期間(2026年7月29日から2026年8月28日まで)の終値の平均値を算定して決定されています(出典:株式会社網屋 2026年8月31日公表資料)。
サイバーソリューションズ側の開示によれば、譲渡人はACAセカンダリーズ1号投資事業有限責任組合、譲受人は網屋で、譲渡方法は市場外の相対取引です(出典:サイバーソリューションズ株式会社 2026年8月31日公表資料)。
出典: 株式会社網屋(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「(開示事項の経過)サイバーソリューションズ株式会社との資本業務提携に関するお知らせ」(2026年08月31日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
買ったのは二パーセントほどです。経営を取るための取引ではありません。お互いの株を持ち合って、関係を続ける意思を形にしたものです。
売ったのは投資ファンドの組合です。投資した先の株を手放すとき、市場でばらばらに売るのではなく、事業で組む相手に渡す形をとっています。
価格の決め方が書かれています。直前一か月の終値の平均。市場価格がある会社ではこれが基準になります。中小企業にはこの基準が無いので、かわりに利益や純資産から組み立てます。
持ち分を少しだけ持つ提携は、中小企業でも使われます。全部を譲るのはまだ早い、しかし組みたい。そういう段階の選択肢です。ただし、一部だけ持つ関係は解くときに手間がかかるので、やめるときの条件を先に決めておきます。