レックスアドバイザーズは2026年8月31日、合同会社ユメカタリストの全持分を取得することに関する持分譲渡契約を締結し子会社化することを決議したと公表しました。開示資料は、買い手が公認会計士・税理士やコーポレート人材と、プロフェッショナルを採用したい企業のマッチングを行う人材紹介事業を主事業としていること、M&Aを通じて人材育成や定着支援領域にも事業を拡大していきたいと考えていることを記載しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社レックスアドバイザーズ(602A・TOKYO PRO Market) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の出資者(個人1名。出資持分比率100.0%) |
| 譲渡対象 | 合同会社ユメカタリスト(企業人材育成・研修プログラムの提供) |
| 所在地 | 沖縄県名護市宇茂佐の森 |
| 手法 | 持分譲渡(出資持分比率100.0%を取得して子会社化) |
| 対価 | 取得価額は相手先との合意により非公表。適切なデューデリジェンスを実施し出資者と協議のうえ、公正妥当と考えられる金額を算出して決定したと記載 |
| 日程 | 2026年8月31日 取締役会決議日・持分譲渡契約締結日/2026年10月1日(予定) 出資持分譲渡日 |
異動前の出資持分比率は0.0%、取得する出資持分比率は100.0%、異動後は100.0%です。取得価額は相手先との合意により非公表とされ、適切なデューデリジェンスを実施し出資者と協議のうえ公正妥当と考えられる金額を算出して決定したと記載されています(出典:株式会社レックスアドバイザーズ 2026年8月31日公表資料)
対象会社は、所在地が沖縄県名護市宇茂佐の森、事業内容が企業人材育成・研修プログラムの提供、資本金が51万円、設立年月日が2018年10月15日です。出資持分比率は個人1名が100.0%と記載されています(出典:株式会社レックスアドバイザーズ 2026年8月31日公表資料)
対象会社の最近3年間の経営成績及び財政状態については、対象会社が非上場会社であり同社からの要請に基づき公表を差し控えると記載されています。
買い手との資本関係・人的関係・取引関係は、いずれも該当事項がなく、対象会社は買い手の関連当事者には該当しないと記載されています。
日程は、取締役会決議日と持分譲渡契約締結日が2026年8月31日、出資持分譲渡日が2026年10月1日(予定)です。本件による買い手の当期業績に与える影響は現在精査中と記載されています。
出典: 株式会社レックスアドバイザーズ「合同会社ユメカタリストの出資持分取得に関する 持分譲渡契約締結に関するお知らせ」(2026年08月31日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
株式会社ではなく、合同会社を買う形です。買うのは株式ではなく出資持分で、手続きの作りが変わります。
合同会社では、持分の譲渡に他の社員全員の承諾が要るのが原則です。ここは出資者が一人なので、その問題は起きません。
中小企業でも合同会社は増えています。譲渡のときは定款をまず読む、というところから始まります。
出資者が一人だけです。合意を集める相手が一人なので、手続きは最も軽い形になります。
値段も、決算の数字も出ていません。相手の要請による非公表で、非上場の会社ではよくある形です。
だから外から見えるのは、事業の中身と買い手の説明だけです。買う側は中を見ていますが、読み手は見ていません。
買い手は人材紹介の会社で、買う相手は研修の会社です。採用の前後へ事業を伸ばす形です。
契約から譲渡まで一か月あります。期の切り替わりに合わせて実行の日を置いている形です。