亀田製菓は2026年9月16日、持分法適用関連会社であるKAMEDA LT FOODS (INDIA) PRIVATE LIMITED(KLT)の株式を譲渡すると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | LT Foods Limited(インド ハリヤナ州グルガオン。1990年10月16日設立、資本金347百万ルピー。主にバスマティ米の国内販売・輸出事業) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 亀田製菓株式会社(2220・東証プライム) |
| 譲渡対象 | KAMEDA LT FOODS (INDIA) PRIVATE LIMITED(KLT。2017年3月にLT Foodsとの共同出資により設立)(インドにおける米菓の製造及び販売) |
| 所在地 | インド |
| 手法 | 株式譲渡(持分法適用関連会社の持分49.0%を共同出資先へ譲渡) |
| 対価 | 譲渡株式数28,026,726株(議決権28,026,726個、議決権所有割合49.0%)、譲渡後の所有は0株。譲渡価額は直前事業年度の末日における連結純資産額の15%を下回る金額であることや当事者間の守秘義務契約に基づき非開示 |
| 日程 | 2026年9月16日 取締役会決議・株式譲渡契約の締結/2026年10月下旬 株式譲渡の実行(予定) |
開示資料によれば、同社は2017年3月に経済発展を受けて菓子に関する需要拡大が見込まれるインドにおいて米菓市場を創造することを目的として、LT Foodsとの共同出資によりKLTを設立し、米菓事業の拡大に取り組んできました。
しかしながら、北米事業の構造改革を経て今後の海外事業展開等を総合的に勘案した結果、本株式譲渡の実行がKLTの成長およびグループの中長期成長戦略の実行に資するとの判断に至り、譲渡を決定したとされています。
譲渡株式数は28,026,726株(議決権28,026,726個、議決権所有割合49.0%)で、譲渡後の所有は0株となります。譲渡価額は、直前事業年度の末日における連結純資産額の15%を下回る金額であることや当事者間の守秘義務契約に基づき非開示です(出典:亀田製菓株式会社 2026年9月16日公表資料)
日程は、取締役会決議日および株式譲渡契約の締結日が2026年9月16日、株式譲渡の実行日が2026年10月下旬の予定です。
出典: 亀田製菓株式会社(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「持分法適用関連会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」(2026年09月16日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
合弁の相手に、自分の持ち分を売っています。四十九パーセントを持っていた側が降り、相手が単独で持つ形になります。
合弁は、始めるときは互いに前向きですが、方針が分かれると動きにくくなります。過半を持たない側は、単独では決められません。
降りるときの出口が、相手への譲渡です。合弁の持ち分は、外の third party には売りにくい。相手が買うかどうかで決まります。
中小企業でも、取引先や同業と共同で会社を作ることがあります。そのとき、やめるときの条件を先に決めておきます。
誰が誰に売るのか、価格はどう決めるのか、相手が買わないときはどうするのか。決めていないと、動けないまま持ち分が残ります。