テンダは2023年11月22日、リーサコンサルティング株式会社の株式を取得して子会社化することを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社テンダ(4198・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | リーサコンサルティング株式会社の株主(持株比率100%の個人1名) |
| 譲渡対象 | リーサコンサルティング株式会社(システム開発、ソフトウェア販売、労働者派遣、飲食店の企画・経営及びコンサルティング) |
| 所在地 | 東京都港区赤坂 |
| 手法 | 株式譲渡(議決権所有割合100%を取得して連結子会社化) |
| 対価 | 640百万円(うちアドバイザリー費用等40百万円) |
| 日程 | 2023年11月22日 取締役会決議・契約締結/2023年12月1日(予定) 株式譲渡実行日 |
取得株式数は2株(議決権の数2個)で、異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0.00%)、異動後は2株(議決権所有割合100%)です。取得価額は640百万円で、うちアドバイザリー費用等が40百万円と記載されています(出典:株式会社テンダ 2023年11月22日公表資料)
対象会社は2016年6月1日設立、所在地は東京都港区赤坂、資本金は10百万円で、システム開発、ソフトウェア販売、労働者派遣、飲食店の企画・経営及びコンサルティングを行っています。大株主および持株比率は個人1名が100%と記載されています(出典:株式会社テンダ 2023年11月22日公表資料)
対象会社の純資産は2020年11月期245百万円、2021年11月期372百万円、2022年11月期454百万円、総資産は同じ順に289百万円、494百万円、504百万円と記載されています(出典:株式会社テンダ 2023年11月22日公表資料)
買い手は、エンタープライズ事業においてローコード・ノーコードによる開発プロセスのプラットフォーム化の推進と、資本・業務提携による需要の拡大を成長シナリオに掲げていることを記載しています。
日程は、取締役会決議日と契約締結日が2023年11月22日、株式譲渡実行日が2023年12月1日(予定)です。
出典: 株式会社テンダ「リーサコンサルティング株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2023年11月22日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
発行されている株式がたった二株の会社です。それでも会社の全部で、価格は株数とは関係ありません。
株数が少ないと、一株あたりの金額は大きくなります。中小企業では、設立のときの定款のままで株数が少ないことがよくあります。
ただし株数が少ないと、持分を一部だけ動かす調整がしにくくなります。親族への移転や、従業員への分配を考えるなら、先に株式を分割しておく手当てが要ります。
助言にかかる費用が、取得価額の中に区分して書かれています。買い手から見れば、会社の代金とは別に発生する支出です。
純資産が三期続けて増えています。純資産の積み上がりは、価格を考えるときの出発点のひとつです。
買い手は自社の成長の筋道の中に、この買収を位置づけています。何のために買うかが先にある会社は、条件も決まりやすくなります。