シンシアは2023年11月30日、株式会社タロスシステムズの株式を取得して連結子会社化することを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社シンシア(7782・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社タロスシステムズの株主(個人1名・100%。開示資料は個人であることから実名開示を控えると記載) |
| 譲渡対象 | 株式会社タロスシステムズ(リユース業界向けパッケージシステムの導入、保守・運用) |
| 所在地 | 千葉市美浜区 |
| 手法 | 株式譲渡(議決権所有割合51.0%を取得して連結子会社化) |
| 対価 | 普通株式371百万円、デューデリジェンス費用等(概算額)17百万円、合計(概算額)388百万円 |
| 日程 | 2023年11月30日 取締役会決議・契約締結・株式譲渡実行(いずれも同日・譲渡実行は予定) |
取得株式数は510株(議決権の数510個)で、異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0%)、異動後は510株(議決権所有割合51.0%)です。取得価額は普通株式371百万円、デューデリジェンス費用等(概算額)17百万円で、合計(概算額)は388百万円です(出典:株式会社シンシア 2023年11月30日公表資料)
対象会社は2019年10月2日設立、所在地は千葉市美浜区、資本金は10百万円で、リユース業界向けパッケージシステムの導入、保守・運用を行っています。大株主および持株比率は個人株主1名が100%で、開示資料は個人であることから実名開示を控えると記載しています(出典:株式会社シンシア 2023年11月30日公表資料)
対象会社の純資産は2020年9月期2百万円、2021年9月期52百万円、2022年9月期121百万円と記載されています(出典:株式会社シンシア 2023年11月30日公表資料)
買い手は、設立以来コンタクトレンズを提供して成長してきたとし、更なる企業成長の一環として新領域への進出を図るなかで、対象会社の株式51%を取得して連結子会社化することとしたと記載しています(出典:株式会社シンシア 2023年11月30日公表資料)
日程は、取締役会決議日と契約締結日が2023年11月30日、株式譲渡実行日も2023年11月30日(予定)です。
出典: 株式会社シンシア「株式会社タロスシステムズの株式の取得(連結子会社化)に関するお知らせ」(2023年11月30日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
全部ではなく、半分を少し超えるところで止めています。売り主は残りを持ち続けます。
作った人が株式を残す形は、その人に続けてもらいたいときに選ばれます。売り主にもまだ利害が残るので、辞めてしまう心配が小さくなります。
一方で、残した株式を将来どう扱うかは最初に決めておきます。いつ、いくらで、誰に売れるのかを決めていないと、後で動けません。
調査の費用が代金とは別に、金額まで書かれています。買う側にも代金以外の支出があります。
純資産が三期で大きく増えています。設立から数年でも、積み上がり方は評価の材料になります。
買い手の本業はまったく別の分野です。事業が違っても、伸びている市場に入るために買うことがあります。
決議と契約と引き渡しが同じ日です。公表の時点で終わっている形です。