リビン・テクノロジーズは2023年12月15日、株式会社仲介王の株式を取得して子会社化することを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | リビン・テクノロジーズ株式会社(4445・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社仲介王の株主(個人1名) |
| 譲渡対象 | 株式会社仲介王(大手不動産FC向けクラウドシステムの開発・保守・運用、フランチャイズ加盟店向けHPサービス、スマートフォン向けアプリケーション開発) |
| 所在地 | 群馬県高崎市 |
| 手法 | 株式譲渡(議決権所有割合100.0%を取得して子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料は、相手先との秘密保持義務により非公開としたうえで、買い手の前期末純資産額の10%未満であると記載。あわせて、経営成績、財政状況及び複数の外部専門家による財務・法務デューデリジェンスを実施した結果を総合的に勘案し、双方で協議のうえ取締役会において妥当と判断して決定したと記載) |
| 日程 | 2023年12月15日 取締役会決議日/2023年12月20日(予定) 契約締結日・株式譲渡実行日 |
取得株式数は236株(議決権の数236個)で、異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0.0%)、異動後は236株(議決権所有割合100.0%)です(出典:リビン・テクノロジーズ株式会社 2023年12月15日公表資料)
取得価額は非公開です。開示資料は、相手先との秘密保持義務により非公開としたうえで、買い手の前期末純資産額の10%未満であると記載しています。あわせて、公平性・妥当性を確保するために、経営成績、財政状況及び複数の外部専門家による財務・法務デューデリジェンスを実施した結果を総合的に勘案し、双方で協議のうえ取締役会において妥当であると判断して決定したとしています(出典:リビン・テクノロジーズ株式会社 2023年12月15日公表資料)
対象会社は2003年10月設立、所在地は群馬県高崎市、資本金は20,000千円です。開示資料は、本株式取得が任意開示であり、「大株主及び持株比率」及び「最近3年間の財政状態及び経営成績」については非開示とすると注記しています(出典:リビン・テクノロジーズ株式会社 2023年12月15日公表資料)
開示資料は、本取引によって買い手が連結決算に移行することを記載しています。
日程は、取締役会決議日が2023年12月15日、契約締結日と株式譲渡実行日がいずれも2023年12月20日(予定)です。
出典: リビン・テクノロジーズ株式会社「株式会社仲介王の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2023年12月15日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
この開示は、法令で求められたものではなく、会社が自分から出したものだと書かれています。だから書かない項目を選べます。
実際に、相手の株主構成と業績は出していません。上場会社が買う側でも、売り手の情報が全部公になるとは限りません。
売り手にとっては、ここが気になるところです。何がいつ公になるのかを、契約の段階で確かめておきます。
買い手はこの取引で初めて子会社を持ち、決算の作り方が変わります。子会社を持つと、決算そのものの手間が増えます。
価額の根拠として、外部の専門家が複数入ったことが書かれています。財務と法務の両面を見る形です。
決議から引き渡しまで五日です。条件が整ってから公表されています。